10日経ちました。
いろんな手続きに翻弄されましたが、皆さん経験することで取り立てて騒ぐことでもないですね。
役所での色んな返納ですがいま、各区におくやみコーナーという部署が設置されていて保険証などの返却がとてもスムーズにできるようになっていました。ただ各部署には自分で持っていって順番待ちして手続きはしなくちゃいかんのですがこちらの情報が先に伝達されていて余計な作業なしに次へ次へと進んでゆきます。将来はそのコーナーだけで全部できるようになるかもしれません。役所も進歩しているようです。
まだ年金の処理、通帳の処理などいろんな作業が待ってますが相変わらず流れに任せてスイスイと進んでゆくのみです。
欠席をしたクラス会ですが時間があったので覗くだけ覗いてきました。
駅前のホテルの15階の会場。幹事に電話をかけたのですが通じなかったのでアポなしで行ってみました。そこはクラス会会場ではなく同窓会会場でした。僕は同窓生はまぁどっちでも良かったのですが高三の時の担任に一言言いたいことがあったので出席されてる情報の元短い時間でもいいので会いたかったわけです。
多分100人くらいかな会場は大賑わい。
高二の時のクラスの面々が集まっていて当時の先生もそこにいてこの高二のクラス会は年明けにあるのにもうここで集まっていました。
先生に母のことを報告したら「優しい人だったなぁ」と一言いただいたのですが先生憶えているはずないのに なんて思ってしまいました。(笑)
ただ常識的な一言を頂けただけじゃないかと思って。
その後高三のU先生を見つけて挨拶。
浪人している時に弟の急死で大学を諦めて家業を継ぐ決心をし、先生に報告したら 後悔せんようにな と言ってくれた。
「ただの一回も後悔せずに高卒のままここまできました。」
「そうかよかった」と熱い握手をしてくれました。
宴会苦手な僕はすぐその場を立ち去り。駐車場まで一緒に来てくれていた彼女と合流。
さて93歳お誕生日まであと10日で力尽きた母です。
もう10日頑張ったら昭和6年11月17日〜令和6年11月17日となるとこだったのに残念でした。。
でももしそうだったらこの10日は僕にとって厳しい10日だったに違いありません。僕に楽をさせるために母は決断したのでしょう。感謝しかありません。
みぃが明日お誕生日だからお母さん大好きだった鰻を買ってきてここで一日早いお誕生日会をしよう。と言ってくれました。
近所の鰻屋さん。認知が始まっていても一人でここを訪れてビールと鰻丼を楽しんでいた母。みんなで行った会計の時、母に向かっていつもありがとうございますと言われて、あの店員嘘ついてる と本気で怒っていた母。
その後、店のレシートを発見。店の人が正しかったことが証明されました。そんな大好きだった店の鰻丼弁当をお供えしました。
本当は肉とか魚とかお供えすべきじゃないのかもしれませんが多分母は喜んでくれていたと信じております。
坦々と過ぎた10日間。
感謝。
