木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

電波オークション

2017-08-08 23:55:23 | テレビ
前記事のコメントでテレビ局の話が出たんで、今日はこの話にします

みなさんの地方ではどれだけの放送局から電波が出てるんでしょう
名古屋はこうです
 1 東海テレビ(フジテレビ)
 2 Eテレ
 3 NHK
 4 中京テレビ(日テレ)
 5 CBC(TBS)
 6 メ~テレ(テレ朝)
 7 三重テレビ(??複合)
 8 空き
 9 空き
10 テレビ愛知(テレ東)
11 空き
12 スターキャット(これはケーブルテレビで見れない人の方が多い)

こんな感じです
さてそんなテレビ局の紹介だけで終わるわけには参りません

この電波というものは国民の財産です
色んな周波数はいろんな企業に割り当てられてそれぞれが一部独占的にそれを利用してお仕事をしてるわけです

例えば、この放送事業
実はここには大きな大きな既得権益というものが存在しています
日本のキー局は国にお金を払って放送という事業を営んでいます

ではその電波をどれくらいの金額で買っているのでしょう
ちょっと古い記録(2010年度)ですが 大体1局が払ってる金額は5億円ほどです
大変な金額には違いありませんが、その5億を使ってどれくらいの収入があるのかといえば 局によって勿論違いますが大体1000億から3000億円を稼いでいます


それでテレビ局の正社員の収入は1300万から1700万だという
これは不公平ではありませんか? ということです
これが競争原理の末、その度ごとに勝ち取った収入ならだれも文句は言いません

今、巷で言われ始めてるのは 電波の競争入札です
誰でも参加できる競争の上で電波オークションをして競り勝った人が放送権を獲得して放送事業をする
実はそれは外国では当たり前のことなのです
日本では既得権益を持った上で書いたキー局が5億で3000億を稼いでいるのです
もし、オークションが開かれれば例えば3000億を稼ぐ力があれば100億円で放送事業者になりたいと思う人は何人かいることでしょう
これは国の収入になる という事は増収を図れる大きな財産なのです
既得権益者に任せていいのでしょうか?


実はそういう放送という権利を持ったところにはそれ相応な縛りがあります
それが放送法というものなのです
そこには来平な放送をしなければならないと明記してあるのです
昨今の信じられない依怙贔屓、加計問題関連報道
これは明らかにその放送法に反する行為です
http://blog.goo.ne.jp/popg888/e/11f4c55c8fcd18077765e6f76dee3ed5

例えば7月10日11日の加計問題に関する放送時間 8時間余りのうち前川氏関連に2時間30分以上費やして 加戸元知事関連の放送はわずか6分
加戸さんはこの問題は安倍さんには関係ない話だ ってことを訥々と話されたのでこれでこの問題は終わりだな と思ってたら
その部分はほとんどの局が完全カットです
あまりにも不公平でびっくりしました

よってここで放送法を破棄してもいいから電波オークションをやって欲しいと思う
それで獲得した電波ならどっちよりの放送をしても法的には問題ありません
そしてテレビのスイッチを入れた瞬間に地デジが映るのも不公平
スイッチオンの後には地デジを選ぶかBSを選ぶかそれともCSか
そういうテレビを作る必要がある
それが公平です
  
コメント (4)
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