木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

友達の遺言

2016-01-03 23:44:17 | 友達
正月三日
午前中に妹が来て、午後からは中学高校時代の友達と会い、夕方からは娘と食事
なんかバタバタと過ぎて行った正月最後の日って感じだった


やはり一番印象的だったのは学生時代からの友達Wだ
時々このブログでも出てくる僕の勉強の方のライバルだったやつ
彼は出身校である僕らの中学が大嫌いだった
だから僕らが一生懸命お膳立てをした中学の同窓会には出席してくれなかった
今去年のブログを見たらやはり一月に会っていた
金山で拾って駐車場のあるコメダでコーヒー
この時間になるともうモーニングは出ないがそれでも店は大忙し
多分二時間以上話した

今彼が一番悩んでいることは、定年を過ぎて65歳まで働くことになった仕事場のことではなくて
自分の遺産を二人の息子にどのように分けたらいいかと言うお話
それをどう処理して、公証役場に持って行った方がいいのかどうか

彼は長男であって8歳下の妹が一人
彼が生まれ育った町には両親が残してくれた家があった
此処は一応名古屋の真ん中の区にあって40坪
今は賃貸し駐車場になってて4台貸で8万円の月収となっている
両親はその土地の半分を持ってただけで亡くなったあと彼が続き長屋だった隣の家20坪を買って家を2軒分壊して更地にした
その土地だけでは心もとないと思ったのかはたまた息子に買ってやったつもりなのか 両親は郊外に60坪の宅地を用意した
今はそこも駐車場になっていてこちらは3万から4万くらいの収入になっている
そして自分たち夫婦で買った家と土地は嫁さんの実家近くに存在する
これも50坪くらいだと思う

この三つの土地とはっきりは言わなかったが退職金2000万の割り振りに心を痛めているという

長男はしっかり者で結婚して子供もいるのだが、その嫁さんが年上らしくって
それが気に入らない姑(彼の嫁)
それでぎくしゃくして結局長男が家に寄り付かなくなってしまってる
次男は大学4年で就職も決まってるが彼の話によると出来が良くない
結局長男の方がかわいいけど今は折り合いが悪くなっている

さてこの状況でどんな割り振りをしたらいいのか

不動産だけを考えると、町の40坪vs郊外60坪+50坪(今の家)でつり合いが取れてるらしい
それに現金を半分にするのがベターか
待った! 嫁さんの存在をどうするか
なら 各土地の名義を長男と嫁さん、次男と嫁さん にして現金は一応嫁さんに渡しておく
後は野となれ山となれ 方式か(笑)


実は嫁さんは
「そんなものほかっといて子供たちがケンカするならしやあいいがね 裁判でも何でもすればいい」
と宣ってるとか
それも親の責任逃れだ ということで良心派の彼は悩んでいるようです

とにかく自分の後のことは文書に認(したた)めておいて あとは嫁さんに任せるしかないんじゃない ってことに

僕自身はまだ親の相続が済んでないんでそこまでは考えられなかったけれど、
もう考える人は考えているようです


1000万あると関係は壊れる と聞きました
さてさて
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする