木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

親日、反日 教育するということ

2014-12-28 23:48:06 | 社会
今日も午前中録画してあった番組を見てた
「世界なんでその歌知ってるの?」”ニッポンの歌ってスゴイ”
リポーターがいろんな国に行って、日本の歌を歌える現地の人に歌ってもらうって企画
日本人なら「日本が好き」って言ってもらえることはうれしいことだ
印象的だったのは「トルコ」
実に多くの人が日本の曲を口ずさんでくれた
また熱唱をしてくれた
この国は言わずと知れた親日国だ
と言っても僕はこうやってネットに接するまではそんなことは知らなかった
エルトゥールル号遭難事件」というのをご存じだろうか
詳しくはリンク先を見ていただくのだが
要するに、1890年にトルコの船が和歌山の串本町の近くで遭難し数百名の犠牲者を出した一方
69名の生存者を当時の大島町の町民が自分たちの危機を顧みず命がけで救助に当たった というお話
その国トルコはそれも今も忘れずに日本という国に敬意を払ってくれている
何故その気持ちが脈々と続いているのかというと、教科書の中で語り続けていてくれるからに他ならない
だからこの国の若い人も日本に親近感を持ち、また番組に出てた女性は、そのことから串本町にホームステイまでしたという
番組内でもこの事件のことは簡単に紹介をしていたのだが、日本の若者でこのことを知ってる人はあまりいないのではないだろうか
だって学校では教えてもらえなかったのだから

【親日国トルコの理由と恩返し】 エルトゥールル号の遭難 - 感涙


この動画の7:40以降のことはこの番組でも紹介されなかった
トルコの人たちは1890年に受けた恩を1985年に立派に返してくれていた
そういう事を僕たちは子供たちに伝えなくてはならない
それが世界平和の基を築いてゆくことなのだ


こんなことまで書きたくはないが、それに引き換えどこぞの国は「親日人名辞典」を作って小中学校高校へ配備するという
これはいいことをした人名簿ではなく、国賊として子供たちへの戒めとして配っているのだ
http://japan.hani.co.kr/arti/culture/19109.html
自分たちの繁栄はその人たち抜きでは到底ありえない(と僕は思う)のに、あえてその人たちを国賊とする
反日教育をしなければならない事情もあるのかもしれないが、それは多分自分たちの首を絞める結果になるに違いない
悲しいことである

教育は本当のことを教えてゆくもの
人間は過去の過ちをほんの少しずつだが正しながら進化してきた
本当のことを知っていけば、間違った道に進むはずがない
そう信じてる。



コメント (2)
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