木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

思いがけない行動

2012-05-30 22:51:01 | タイムマシン
何時に駅に着いて何番のバスに乗ってどこどこで降りる
で、なんとかのお寺に着いて拝観料はいくら
何分そこにいて 歩いて次のお寺に行く 所要時間約5分

よく女の子がするこういう旅って本当の旅じゃない
何も予定を組まずにそこの土地を訪れ
やってきたバスに飛び乗って気が向いたとこで降りる
そこで出会う出来事を楽しむのが旅っていうものでしょ


なあんていつも繰り返し聞いてるさだまさしのトーク集

「それあんたの勝手な解釈じゃん」って突っ込みながら今日も聞いていた
聞き飽きた話はスキップすることも多いけど
今日は仕事の手が塞がってたからそのまま聞いてた
いつもと違うとこに意識が留まる

「そこで自分の思いがけない行動を発見する・・・」
まさしがそんなことを言う
そんな言葉あったっけ? と手を動かしながら考えた
そして僕が大昔経験した数少ない一人旅のことを思い出した


そういえばあの時普段はしたことのないことをしたっけ

ナンパだ

そうは言っても世間の若い子たちが盛んにやってるあんな派手なことではない
ただちょっと知らない子に話しかける
それでその場を楽しく過ごす
その程度だ
毛越寺から乗合観光バスみたいなのが出てて
10数人が一緒になった・・
これは前に一回この日記で書いたことあったけど 確か歌を作る話の時
何組かの女の子のグループがいたけど
二人連れの子の中にひとりすんっごく美しい子がいた
普段そんなことしたことないのに話しかけちゃったよ
その勇気のおかげで何時間か楽しい時を過ごすことができた
なんか狙ってるわけでもない
オレってできるじゃん って思ったものだった

調子に乗って
そのすぐ後にも田沢湖を離れる電車の中でやってみた
一人寂しくただ目的地に着くのを待ってた時
斜め前に20歳くらいの女の子が一人座ってた(僕は24歳くらい)
「僕、○○まで行くんですが、着くまでお話させてもらってもいいですか?」
彼女のお返事はOKだった
この子の名前は今でも覚えてるわ 吉村幸子さんだ
いや当時いろんな苦労を差負わされてた相手が吉村君で同姓だったこと
「さちこ」じゃなくて「こうこ」と読みます って言われたこと
僕の地方では沢庵のことを「こうこ」って呼ぶもんだから あはは
勿論そんなことを彼女には言わなかったけど
たのしかった


ああそれなのに帰ってからはまた一回もそんな言葉掛けはしたことがない
あんなに楽しかったのにさ
旅の恥はかき捨てって気持ちがあったからだろうか


自分の思いがけない行動を発見したこと ある?


コメント (10)
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