木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

鬼束ちひろ - 眩暈

2011-09-05 23:44:56 | Weblog
どうしてこんなにいい曲ばかり入ってるんだろ
そう思うアルバムに時々出会うことがある
たくさんの人にそう思われるアルバムはヒットして何百万のセールスを記録するということになる
僕にも若い時はそう感じることができるそれがいくつかあったと思う
ところがこの歳になるとなかなかそういうのには出会うことができなくなる
それは主に受け取る側の自分に問題があるってことなんだろう
なにせアンテナが錆び付いちまってる

そこまではいかないけど ちょっといいんでないかいと思ったアルバムの中に
鬼束ちひろの「インソムニア」ってのがあった
ヒット曲「月光」とか「眩暈」とか入ってるやつだ
すごくいいってほどじゃないけどまあまあいいってそんな感じ

ところで彼女は少し前にニュース沙汰になったことがあった
それは彼女に対してある男がひどいDVを繰り返して
ついに逮捕された とかいう
詳しいことは知らない
その男といつ接触したのか またその折に作った歌があるのか
それがこのアルバムに入っているのか
そういうことは全然知らないのだけれど・・



このアルバムは・・というか彼女は妖しい
名前からくるイメージも手伝ってるのかもしれないけど妖しい魅力がある
いや あった と言った方が正確かも

このアルバムの後の曲はほとんど知らないから


DVを受けながら作ったんだよ と言われたら納得しそうな曲調なのだ
勿論僕だけがそう思うのかもしれない
彼女にそういう時期があり曲を聞いてそれを感じてしまうことはいいことじゃないのかもしれないけど・・

心の傷を受けて体の傷を受けて
それを曲に込める
そうして一種独特な妖しい魅力の曲が生まれる
自分を痛めつけてまで魅力のある曲を作っていたのか?

いやこれは完全に僕の邪推だ

でもそれ以降彼女の魅力的な曲が聞けないのもまた確かなこと
今の健全な環境でも素晴らしい曲が書けるんだよ
あの曲たちは何もDVを受けてたから書けたわけじゃないんだよ
そんな証拠を早く見せてもらいたい




鬼束ちひろ - 眩暈

  眩暈 歌詞別窓で開きます(聞きながら見てチョ)
コメント (4)
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