木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

老桜

2011-04-12 23:14:59 | Weblog
土日にふらりと鶴舞公園へ足を運んでみた
住民からの苦情があってどこでも花見ができるわけじゃない昨今
それができるスポットとしては名古屋市内でも有名どころの一つだ
暖かい日和に恵まれたくさんの人出
桜の花の下は勿論
桜を見ることができるというだけのところでもブルーシートを敷いた人たちが楽しんでいる

ここは子供のころから庭みたいなもの
という表現はこのあたりで子供時代を過ごした何万人の人が口にする言葉だろうけど
あえて僕も口にしてしまう
やはり名古屋の真ん中あたりでこれだけの面積を持つ公園はなかなかない
それは自然と自慢になったりもする

たくさんの人に貸してやってるような気にもなる
だはは・・

でも実際には公園の中の詳しい配置まで覚えきれない部分もある


もう桜の記事は今年は書かないよ
と言ってしまったような気がしてたんでブログに書くつもりはなかったんだが
一つ気になる木があった
たった一本の離れた木の下でも目ざとく見つけられて
その下には若者が夜騒ぐための陣取りがしてあるが
さすがにその木の下には誰もいなかった
老木だ
あちこち切られたような跡があった
でもそれは紛れもなく桜の木でその上の部分に花をつけていた
健気に儚げに花でお化粧をしていた
じいちゃんかな?ばあちゃんかな?
なんとなく愛おしくなって 何枚も撮った

うん 何枚撮ってもその向こうに人が写ってしまう

  さみしい・・・んかな?


     
コメント (10)
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