木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

A time for us

2009-08-07 23:15:32 | タイムマシン
今日コメントの中で映画の話をしたし聞いたし色々思えたんで
ここで映画の話しちゃおっと
皆さん映画の話は尽きません
そして人それぞれエピソードをお持ちのようです

ぼくの映画鑑賞のスタートは高校受験を終えて発表までの間
その多分受かってるだろうけど万が一落ちたらなんとしょう という
昭和44年の3月のことだった

その頃巷では深夜放送の真っ盛り
真っ盛りになる直前かもしれない
僕がいつも聞いてたのは東海ラジオの「ミッドナイト東海」という番組だった
一応勉強の友 という名目だったけど やっぱ寝ながら聞いてただけだったかな
4人構成
アマチン・リコタン・アマチン・レオ・リコタン・ピンチャン
女性はリコタンだけで僕は彼女とはあまり縁がなかった
リクエストを出したこともなかった


前にも書いたことあったけどレオはあの森本レオ
試験が近付いてきたある日彼が言った
「ロミオとジュリエットのジュリエット かっわいんだよね」
その一言で よっし試験終わったら見に行こう と15歳の僕は決心をした
映画館一人で入れるやろか という不安を一方で持ちながら・・・


今池という繁華街のその真ん中にある今池劇場
ここはいわゆる二番館
ロードショーを終えて手ごたえのあった作品をやや安い値段で興行する
例えばその頃のロードショーが500円
今池劇場は350円だっけな
二本立てでもう一本はアランドロンの「あの胸にもう一度」だった
ちょっとエッチな映画で僕の若い○○はもう◎○ お好きな言葉を入れてください

いよいよ「ロミオとジュリエット」が始まった
ロミオ・・いい男 負けた
モンタギュー家の話から舞踏会の準備をするキャピュレット家の様子へ
そしてジュリエットが登場する

あかん・・何も知らない15の僕は一目で恋に落ちた



A time for us [Romeo and Juliet 1968]



結局この映画を見るために4回映画館に通った


映画ていうのはどんな作品でも好きな場面とそうでない場面がある
いくら好きな映画でも嫌いな場面が必ず出てくる
でもそれを避ければ作品として成り立たない

今僕の人生を物語とすると多分好きな場面じゃないんだろうな
この後大好きな場面が現れますように
それなりの努力も必要なんだろう

 しょうがない 頑張るとするか


コメント (10)
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