木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ついでに日展!

2009-01-25 18:35:03 | 
どうも4年もたってしまってるらしい って世間には日展というものがある
前回それを見たのは2005年だったようだ
愛知万博に浮かれて栄の町に出て(と言っても自転車で10分くらいなんだけど)そのついでに久しぶりだから日展でも見てみようと
あれから4年か 早いなぁ
つまり・・息子たちの公演を見終わって3時半頃 このまま帰るのもなんだから
公演場所の同じビルに同居する愛知県美術館を訪れてみた
前回印象に残った作品の題名と作者をメモするものがなかったので
携帯のメール下書きに残そうとそれを取り出して操作し始めたら日展レディのおばはんに注意されてしまったので
今回は何も注意されんように注意して入ろうとしたら
「傘は持って入らないでください」 と注意されちまったぜ


いったい絵の魅力って何よ?
技術なんて分かんねーよ
だから素人の僕が見るとするとその描かれてる額の中の世界に魅力を感じるかどうかってことなんだよね
前回見た時に「持って帰りたい」と思ったのが一つだけあった
曽剣雄(そけんゆう)っていう人の「窓辺」という作品だった
写実的な作品 少女が手鏡に映る自分を見つめてる
その少女が魅力的だった
自分がオヤジだってことを忘れてしまう
僕は普段ロリコンでも何でもないはず
でも大人になりかけた少女の横顔に半分の表情に完全に魅入られてしまった
だから日展行ったら曽剣雄さんの作品は絶対見てやろうと思ってた
今回の作品はこれだった

            


細かく描かれた彼独特の作風は見た瞬間「これだ」と思ったけど
4年前の感動は残念ながら甦ることはなかった
やはり僕が見れるのは技法じゃないんだ
描かれた世界だけでしか感動はできない


今回の日展では彫刻で小学校時代の一年先輩の作品が出展されててそれが結構印象的なものだったからうれしかった
僕は一年先輩にすごく可愛がってもらってた
いつも野球部の先輩のよっちゃんとてっちゃんが誘ってくれて色んなところへ連れて行ってくれた
その中の一つに襖屋の亀ちゃんちもあった
うちで襖を作っていたその血筋を芸術的センスを彫刻家として開花させたのでしょうか

   これが作品です
              


さてさて彫刻の作品群を見ててどうしても欲求不満を感じるところがあった
それは一部を除いて作品たちが展示室の隅にズラリと並べられていたこと
オッパイ星人には満足感があるかもしれんがお尻星人には悲しい仕打ち(笑)
てかさ絵なら正面から見ればいいけど彫刻は360度見るところがあるはず
何故裏から見れないんだろうと不思議に思った次第です
お尻だけじゃなくてもっと見るところはあるはずなんだよね
僕はそこ中心であることを否定しないんだが・・・



そういえば説明だけして見てもらってないけどちゃんとしまってあるの
見たい?  『窓辺』 だよん
      
       Click! Please  いいっしょ?
コメント (18)
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