木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

初盆

2008-08-09 21:34:36 | Weblog
こんな休み前の土曜日にのんびりしててはいけないのですが、受注量が極端に少ないので休まざるを得ない状態 キビシィ
で テレビ見ながら落胆の連続の北京オリンピック
おまけに珍しく放送されてたドラゴンズのファームの試合まで最終回に逆転されて
  んっもう・・・


そこへ「今暇あるか?」 と母の声
先日以来 買おうか辞めようか 迷いに迷ってることがあった 母がな

それはお盆提灯
昨年11月に旅立った父の初盆だから・・・
お寺さんは「まあどっちでもいいですよ」という言葉
前に書いた「人形店の憂鬱」じゃないけれど伝統行事に不熱心なのはうちも例外じゃぁない
今日話したばかり
「提灯?もういい」  はずなのに
暇あるか はその一時間後のこと
「やっぱりこのままじゃあ寂しいから 大須へ乗してってくれんか?」
やっぱりか  って本音を言えば いらんじゃないの だが仏さんの連れ合いの意思は尊重してやろう

はっきり言って もう遅い
しっかりした家はもうとっくに用意してご先祖様を迎える用意済み
ということは売れ残り品を何とか売りたい仏具店
母の実家は仏壇屋だし僕の仕事相手も仏具屋さんがいくつかある
でも飛び込み
紹介してもらうと値切りにくいしあんまり安物買うわけにいかないからね
一軒目で半額って言葉に負けそうだったが何とか脱出
結局三軒目で買ってきました
母としては一対買うつもりだったらしいのだが 話を聞くと住宅事情などから一本だけってことで何の問題もないらしい
それでちょっといい小さめのを買ってきました
紫檀、定価は46000円
虚々実々の戦略を経て 結局19000円で買いました
客の勝ちか 店の勝ちかはわからんけどね

本当はこれは子供たちが買って用意するものらしい
連れてってくれ ってことは勿論お金は出すつもりだったんだけどね
「お父さんが残してったお金で買うんだからいいよ」
と母の財布から・・・ ええのん???
・・ということは親父が自分で買ったってことか・・・
  不肖な息子だ
コメント (4)
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