スウェーデン時代、時々派手に電車が遅れることがあったが、
電車遅延その1
電車遅延その2
電車遅延その3
こちらは遅延は遅延でもかなり大変な事件があったようだ。The localより。
http://www.thelocal.se/20170105/swedes-get-stuck-for-hours-on-a-freezing-train-in-minus-40-shrug-it-off
スウェーデン北部・キルナ(Kiruna)を午後2時に出発、ルレオ(Luleå)に午後6時20分に到着するはずだった電車の話。遅延に遅延を重ね、ついにルレオまであと170kmというところで完全にストップ、さらに電源までダウンしてしまうという最悪の事態に陥った。なんといっても1月のスウェーデンである。外気温は既にマイナス40度近くに達し、電源が切れた車内も零下の気温となってきた。他紙の記事によると車内も零下25度にまでなったとか。トイレも使用不能となり、乗客はじっと耐えて待つことになった。
救世主となったのはすぐ近くのナッタバラ(Nattavaara)の村人達で、乗客を近くの建物に運び、食事をふるまったりしたのだそうだ。調べると人口わずかに100人程度の小さな村であるが、人情が残っていたのであろうか。村人たちに幸いあれ。
Wkipedia「Nattavaara」(スウェーデン語)
最終的に乗客達がルレオに着いたのは翌朝6時。これはさすがに災難としか言いようがあるまい。お疲れ様でした。