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スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

アメリカのハンバーガー

2012-12-19 20:46:22 | 日記
クリスマス休暇のシーズンである。アメリカ人の同僚ももうすぐ帰国する。「帰国したら何をする?」と聞くとハンバーガーを食べるという。ハンバーガーと言うとどうしてもマクドナルドやらバーガーキングやらが頭に浮かび、「それならスウェーデンにもあるんじゃ?」というと、そう言う店ではなく、アメリカならではの美味しい店があるのだそうだ。曰く、ファイブ・ガイズ・バーガー(Five Guys' Burgers)というチェーン店らしい。
Wikipedia「Five Guys」
不幸にして自分はアメリカには一回しか行った事がないのだが、食事に対しては何かにつけて量が半端無く、ネガティブな印象ばかりを持って帰って来てしまった。いつかチャンスがあったらもう一回行って彼等お勧めの良い食事を食べてみたいものだ。

ヨーテボリ高校暴動事件

2012-12-18 22:55:17 | 時事問題
日本でも学校で「学校裏サイト」なるものが作られていじめに使用されたりするが、これは更に悪質なケース。今日のニュースでもかなり大きく取り上げられた様だ。スウェーデン西部、ヨーテボリ(Gothenburg)にて発生した高校での暴動事件である。周辺道路が警官に封鎖され、27名の逮捕者を出す騒ぎになった。スウェーデン英語誌、The localより。
http://www.thelocal.se/45142/20121218/
事の発端は画像共有サービスのインスタグラム(Instagram)である。ここに何者かがヨーテボリ近郊の少年少女の画像を大量にアップし、そこに「淫乱」「娼婦」などのコメントを添えたのである。中には13歳の少女の画像も含まれており、写真の総数は200枚を超えていたのだという。インスタグラムのフォロワーは見る見るうちに数千人単位に膨れ上がり、やがてアカウントが閉鎖。しかしフェイスブック上に同様のサイトが立ち上がり、そのコメント欄で罵倒、脅迫などが飛び交う様になった。そして翌朝。このアップロードを仕掛けた犯人が通っていると疑われた高校に600人以上の学生が押し寄せ、暴動に発展したのである。生徒は車によじ登り、街灯を蹴りあげ、投石を繰り返した。大騒ぎである。
インターネットを使ったメディアは社会を大きく変えた。情報の「共有・拡散」が非常に容易になった時代なのだと感じる。独裁政権下の画像なども検閲を潜り抜けて画像が見れてしまったりするのだから。ただその反面、今回の様にデマやら中傷やらも簡単に拡散してしまう。結局は使う側の人間の問題である。技術の進歩が社会に幸福をもたらす様に願いたい。

タンザニアのこと

2012-12-17 22:13:17 | 日記
用あって役所の窓口に行く事に。隣に座っている男性に話しかけられた。タンザニア人だと言う。こちらに移住してもう10年以上、スウェーデンでの職業はバス運転手である。英語はペラペラであるが、周りの人とのやりとりを見ているとスウェーデン語も流暢そうだ。
タンザニアの事を少し聞いた。公用語はスワヒリ語と英語。ただ一般の人はスワヒリ語話者が大半で、英語が話せる人は少ないとの由。しかしながら初期教育以降は全ての授業が英語で行われるそうで、教科書も英語ばかりだそうである。彼はタンザニアでの教育を終えた後ケニアの大学に留学したが、そこでの授業も全て英語であったそうだ。考えれば日本の様に母国語で高等教育を全て受けられる国と言うのは世界的に見ればかなり珍しいかも知れぬ。ちなみに大学のスタッフには結構白人が多かったという。
タンザニアの経済状況について詳しくは知らない。彼もあまり詳しくは語りたがらなそうなので、自然と聞かない様になる。ただどうも余り良くはなさそうである。国を出て仕事するのはいつの時代も楽で無い事は確かであろう。10年以上も他国で人生を生き抜いて来た彼のバイタリティに敬意を捧げたい。

気温上昇

2012-12-17 19:25:31 | 日記
気温がここ数日急激に上昇している。気温は零下1℃か場合によっては0℃にまで上がる。手袋をしないで歩いてもそれ程辛くはない。これは良いのだが困るのが2点ほど。一つ目はつららが上から落ちてくる危険性が増すこと。今日も帰り道に近くの家でずっと気になっていた超巨大級のつららが無くなっており、軽く恐怖を感じた。落ちた時に下に人などがいなかった事を祈りたい。二つ目は下がぬかるんで来る事。雪が中途半端に融け、足元が最悪の状況である。歩くのも大変だが、特に大変なのはベビーカーを押している人である。雪の山の隙を縫う様に押しているが、特に道路の角を曲がる時などは車輪が回転しないまま無理やり押しこんでいく様な感じ。親は必死の形相だが、乗っている子供は何食わぬ顔でキャッキャッとはしゃいでいたして、何とも言えず微笑ましい。と言ったら親は怒るだろうか。。。

総選挙

2012-12-16 21:03:54 | 時事問題
日本では衆議院選挙が終了した。どうやら政権交代して自民党政権となる事が決定した模様である。内外とも文字通り課題山積の状況で、悩ましい船出となりそうである。特に経済と社会保障制度の問題、少子高齢化の問題はかなり急を要する問題と思う。経済には全く詳しくないので、自民党が提唱する経済政策が功を奏するのかどうかは見当もつかないのだが。。。いずれにせよ良い方角に向かう事を期待したい。

トルコヨーグルト

2012-12-15 21:38:21 | スウェーデンの食品
ずっと気になっていたが食べていなかったもの。トルコヨーグルト(Turkisk yoghurt)である。何でこれがトルコなのかは全く知らないのだが、何かにつけて良く見かける。殆どのスーパーマーケットの乳製品売り場に行けば見る事ができると思う。しかしどういう訳か下写真の様な大型のパックばかりで個人で楽しむには大きすぎたのだ。先日上写真の小さなカップを発見したので、2年目にしてようやく買ってみた。1個11クローネ也。
食べた結論は一言「ただの無糖ヨーグルトではないか!」。スウェーデン人の同僚はしばしば下の大型パックを職場の冷蔵庫に置きっぱなしにしている。どうやってこれを食べきるのか?一回見たのは大皿一杯にムスリ(Müsli)というオートミールもどきを盛り、その上にこの無糖ヨーグルトをぶちまけて昼食にしていたところ。どうもこうやって食べるものらしい。味の方はちょっと想像がつかない。
Wikipedia「ミューズリー」
ちなみにこのパッケージの男性、トルコヨーグルトとついているからにはトルコ人なのか?と言うと実は違うらしい。ギリシャ人なのである。2年前にちょっとした騒ぎになっていた。ヨーグルトを作っていた酪農会社は代理店を通して男性の写真を手に入れたらしいのだが、この男性は後になって自分が「トルコ」ヨーグルトの宣伝に使われている事を知ってショックを受け、酪農会社は莫大な賠償金を払ったというのだ。
http://www.thelocal.se/27776/20100714/
Greek yoghurt man wins case
それから2年。依然として売り上げは好調の様である。しかし無糖ヨーグルトとオートミールもどきの取り合わせだけは今だに理解できないまま。スウェーデン人の味覚には合っているのかも。


日の出と日没その40

2012-12-15 17:59:06 | スウェーデン生活情報
冬至が近づいている。日照時間が短くて気が滅入る日々もあと少しで反転に向かう訳だ。現在日の出は午前8時40分頃、日没は午後2時50分頃。上写真は本日午後3時ちょうど、下写真は午後3時30分頃の光景。どちらも暗いが良く考えればどちらも日没後の訳で、暗いのは当たり前である。日本でこういう写真を見ると「北欧の風景は素敵!」とか思われる方もいるかも知れない。しかしそういう方も実際にこの光景の中で何ヶ月も暮らすと、ちょっと感想が変わってくるのではないかと思う。


年末

2012-12-14 22:35:02 | 日記
もうちらほらと帰国する人が目に付き始めた。帰国先はインドにスペインに。。と色々である。そして中にはこれでそのままスウェーデンから離任という人もいる。自分がお世話になった方がまた一人離任される。明日帰国し、その後は新しい職場での勤務をスタートさせるのだと言う。寂しい限りである。しかし今は特にあちこち移動しながらキャリアを積んでいくのが当たり前の時代なのであろう。藤堂高虎の言った「武士は主君を7回変えるまでは武士とは言えぬ」をちょっと思い出してしまう。新しい勤務先での御活躍をお祈り申し上げる。

金が3つ

2012-12-14 21:50:22 | 日記
日本では今年の漢字が「金」に決まったそうであるが、これは中国人の同僚に聞いた話。中国人の名前で鑫(Xin、シン)という名前があるそうである。字が小さいと見づらいかも知れないが、要するに「森の『木』の字を全て金に変えた状態」である。金持ちになれる名前なのだそうだ。ちなみに名字にも金(Jin、ジン)という人がいるそうで、金鑫さん(ジン・シン)さんという人は実在しうるそうだ。「それはまた、随分金持ちになれそうな名前だね」と言うと、必ずしもそうではないと言う。天地には「木・火・土・金・水」の5要素があり、全体のバランスが重要なのだそうだ。従って余りに名前に「金」を入れすぎるとバランスが崩れ、実際の人生では金回りが悪くなってしまうというのだ。余りに金持ちになる事を望みすぎると逆効果、と言う訳だ。深い。

ルシア祭2012

2012-12-14 00:28:20 | スウェーデン生活情報
今年も今日(12月13日)がルシア祭の日であった。と言う訳で職場で出されたルシアパンとペッパーカーカ(生姜ビスケット)、下写真はグロッグ(glögg)である。町ではルシアの合唱団が歌って歩いていたらしい。まあ3回目ともなると若干感動が薄れて来てしまったが。。。ちなみにグロッグであるが、他国ではグリューワインと呼ぶらしい。ウィキペディアのページを置いておきたい。
ルシア祭
Wikipedia「グリューワイン」