スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

東京都薬用植物園のこと

2024-06-09 22:13:12 | 日本国内小旅行




中々最近忙しく、非日常な場所に行くことができなかったが、行ってみたのが東京都薬用植物園である。東京都小平市にあり、西武拝島線「東大和市」駅から歩いてすぐである。入場無料であるが、非常に見ごたえのある場所であった。植物の種類が多すぎるので以下、順番に写真を挙げていきたい。
Wikipedia「東京都薬用植物園」



これは「イランイランノキ」。名前が面白いが、このヒラヒラした部分が花である。ここから香料がとれるそうな。
Wikipedia「イランイランノキ」



これがパッションフルーツの花。美しい花であるが、これがあの実になる。もともと「パッションフルーツ」の和名は「クダモノトケイソウ」なので、トケイソウの仲間なのである。
Wikipedia「パッションフルーツ」
パッションフルーツ



これは「ウコン」。ご存じカレーの材料としても知られる植物である。なかなか綺麗な花である。
Wikipedia「ウコン」



この写真の中央の細長いもの、これこそがあの「胡椒」の花なのである。育てるためには気温が年中20度以上でなくてはならず、かつては非常に限られた地域でしか栽培できなかった。しかし肉食には欠かせない香辛料で、その当時は金銀と同じレベルの価格で取引されたのである。この価格が冒険者たちを引き付け、一攫千金を夢見た人々は15世紀の「大航海時代」を作り出したのである。歴史を動かした植物なのである。
Wikipedia「コショウ」



これは「カカオノキ」。チョコレートの材料になるカカオの材料である。この実は比較的大きいが、この中に小さな種が詰まっており、これの中身をすりつぶして利用する。
Wikipedia「カカオ」



これは「トウキ」。漢字で「当帰」と書き、漢方薬の材料になる。セリ科の植物である。
Wikipedia「トウキ」





これは「ウラルカンゾウ」。筒のようなものの中で育てられているが、こうやって育てるものらしい。漢方薬の「甘草」の原料で、あのスウェーデン時代の「リコリス」の材料の一つでもある。
Wikipedia「ウラルカンゾウ」
リコリス
リコリスその2



そしてこれがご存じ「ジギタリス」。園芸品として有名であるが、こちらも薬用植物の一つで、この葉から抽出した成分は今でも強心薬として使用されている。
Wikipedia「ジギタリス」
ジギタリス2022



これは「チャイブ」。スウェーデンのスーパーマーケットで売られていて、小ネギと間違えて買ったのを思い出す。見た目はネギと似ているが、風味は全く異なる。
Wikipedia「チャイブ」
チャイブ



最後、スイレンである。この花はいつ見ても美しい。ちなみに薬用植物として利用された歴史もあるらしい。
Wikipedia「スイレン属」

ちなみに園内で厳重に管理されているのが「ケシ」の花で、これは遠くからながら見ることができる。ちょっとおっかなかったので写真は上げないでおく。鳥などが種を運び、意外に道端で発見されたりするのだという。

まだまだ一部しか紹介出来ていないが、面白いというか、見ていて楽しい場所であった。ぜひ一回皆様も足を運ばれることをお勧めしたい。
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モンシロチョウ2024

2024-06-09 17:15:59 | 日本の動植物






鳥ばかりであまりチョウをアップして来なかったので、今年これでチョウは2種類目である。モンシロチョウである。何匹かが群れてとまっていたところ。交尾の準備か何かなのだろうか?もともとモンシロチョウは年に6-7回繁殖すると言われている。そしてチョウそのものの寿命は1-2週間くらいしかないのである。短い時間でお相手を見つけなくてはならないのだ。
モンシロチョウ2023
アオスジアゲハ2024
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ツミ

2024-06-09 01:00:56 | 日本の野鳥






近くの枝にちょこんと鳥がとまって。遠距離からだと「ヒヨドリかな」と思っていた。実際大きさもほぼヒヨドリくらいだったのである。ところが何気なく写真を撮って、拡大してみて驚いた。明らかに猛禽類である。慌てて追加で何枚か写真を撮ってみたが、相手もすぐ気づいたらしく、飛び立って近くの木の葉の影に移動して行った。
そしてその木に何も気づかずに「本物の」ヒヨドリがバタバタと飛んできて、枝でやかましい鳴き声を張り上げようとしたその瞬間、ヒヨドリは鳴くのを止めて狂ったように逃げ出した。そのすぐ後ろをこの猛禽類が追いかけまわしていく。ヒヨドリは命からがら逃げ切ったらしい。やがて猛禽類は舞い上がり、ゆうゆうと空高く旋回し始める。旋回中の猛禽類も何とか撮影に成功した。
色々インターネットのぺージを探しまわると、どうもこちらは「ツミ」のようである。大きな目、黄色いアイリング、そして空中を飛んでいる写真では翼指(翼の先端の指のように見える羽根)が5枚であることが確認できる。大きさも25cmなので、ヒヨドリ(27.5cm)とだいたい同じである。ということでツミとしてアップしておく。モズとトビ以外の猛禽類というのは中々身近で遭遇する機会がないものである。新しい発見であった。
Wikipedia「ツミ」
ノスリ
オオタカ
トビ2024その3
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6月8日

2024-06-09 00:45:35 | 日記
6月8日日記。
朝から仕事であった。終わればこの時間である。やはりなかなかに疲れる。ちょっとぐったりする。明日はちょっと外出の用事がある。
ウクライナ情勢ではやはりロシア優勢のままである。とくにウクライナに対するエネルギーインフラへの攻撃は効果を上げているようで、ウクライナ側はエアコンの使用停止や電話の運行停止などの措置をとっているのだという。ハルキウ州方面ではウクライナ側はロシア側の阻止に成功したと発表している。この際にウクライナ軍は「ロシア側は5名から7名程度の少人数のグループで攻め寄せてくる」と述べており、かつて「ワグネルグループ」が使用した「少人数のグループを多数つくり、入れ替わり立ち替わり前線に送り込んで24時間間断なく攻撃し続ける」という戦術を引き続き使用しているようである。これが21世紀の戦い方なのかも知れぬ。阻止には砲撃ではなくドローンによる監視が有効なのだという。中東のガザではイスラエルの攻撃が続く。イスラエル軍は音楽フェスで拉致された人質4名を救出したと発表した。
コロナについては沖縄県の状況がだんだんに注目され始めている。全体でも前週比1.4倍、特に子どもに限定すると前週比1.84倍に達し、だんだんに感染急拡大の様相を呈してきている。定点医療機関あたりの患者数は19名を超えたが、沖縄県は昨年も夏に流行し、定点医療機関あたりの患者数が40名を超えた週もあったという。ちょっと先行きが懸念される。
6月7日
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