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いつぞや、公園の池の魚をトビがさらって行った話を書いたが、すっかりトビは味をしめたらしい。今度は真昼間に同じ公園の池の上にやってきた。池の上で「ピーヒョロー」の鳴き声をあげながら、旋回しながら高度を下げてくる。ところが今日は上手くいかなかった。カラスが迎撃にやってきたのである。カラスの方は「こいつは自分の縄張りに侵入してきた」と見なしたのであろう。低空で滑空するトビに襲い掛かり、空中で突っついたり蹴飛ばしたりする(上から4・5枚目写真)。おそらくは1対1で本気で戦えばトビの方が強いのだろうが、このトビの一番の目的は「池の魚をとること」なので、空中でバランスを崩してしまっては狙いが定められない。しばらく「ピーヒョロー」の鳴き声を張り上げて威嚇したり戦ったりしていたが、やがて「この状況で魚をとるのは無理」と悟ったらしく、一番下写真のごとく去っていった。捲土重来である。
トビ2024その2
トビ2023その4