11月10日日記。
気づけば今日が締め切りという仕事があった。日付が変わるまで頑張り、どうにか終わらせた。酷く疲れる。明日も出かける用事がある。
ウクライナ情勢では戦線は一進一退のままである。ただだんだんにアウディーイカ付近ではロシア軍が押し続けており、市の後方の通路を少しずつ狭めてきているようである。プーチン大統領は戦争が始まる前までは一般への会見を行い、さらに内外への記者に対して数時間に渡って質疑応答に答えるというイベントを毎年、年末に行ってきたそうであるが、昨年はこの会見を中止した。それに対して今年はこのイベントを復活させる、と発表した。おそらくはロシア政府は戦争の行方を楽観視し始めているのであろう。確かにこのまま消耗戦がずっと続くならロシアの方が有利である。中東ではイスラエル軍は一日に4時間、攻撃を停止する時間をもうけると報道された。事実なら――少なくとも何もしないよりは――ましではあるが、それでもガザの民間人の悲惨な状況が何か劇的に良くなるわけではない。
コロナについては厚生労働省は全国のデータを公表したが、全国の定点医療機関あたりの患者数は2.44名となり、5月の「5類相当」に移行後ではもっとも少ない患者数となった。その代わりにインフルエンザが11週連続で増加傾向であるが、それでもコロナとインフルエンザはまったく別物である。インフルエンザがこれだけ増えても、医療機関にかかる負荷が悪化したという話はあまり聞こえてきていない。
11月9日