以前現地の英語非ネイティブの人が変な英語をしゃべるのに、向こうの方が通じる!という話を書いたが、
http://blog.goo.ne.jp/ponpon_001_002/e/a4717d8ca68445348eca4133ad343931
その続き。実際非ネイティブの発音は日本人の自分が聞いていても凄い。
「メイシーン」→machine(機械)、インド人
「フィルスト」→first(最初の)、スペイン人
「ワイザー」→weather(天気)、中国人
「カンチョー」→control(操作する)、中国人
ところがところがである。通じるのは向こうの方なのだ。何がいけないのだろう?と在留の長い日本人の方に聞いたところ、「前置詞や三人称単数のsなど、細かい文法ではないか」との事。確かに日本人だと、とっさに言われてこれが「in」を使うか「on」を使うか、ぱっと口から出てこない時はありませんか?また三人称単数のsもしばしば忘れてしまう。これは日本語でいうところの「てにおは」なのではないか、とその人。確かに日本語を外国人が話すとき、発音がきれいだけど「てにおは」が滅茶苦茶なのと、発音が変だけど「てにおは」が合っているのを比べたら、後者の方が言葉を類推しやすいに違いない。恐らくはそういう事なのであろう。
でも、こればかりは机の上の勉強ではどうしようもないかも。何度も繰り返ししゃべって、「口に覚えさせる」という段階が絶対に必要な気がする。できれば中学高校くらいで「スピーキング」を徹底してやる段階があっても良いかもしれぬ。前置詞は知らないが、最低限三人称単数のsだけは忘れないようになる筈だ。