プロ野球の動員力って，すげえよな・・・

先日，交流戦の観客動員数が大きく伸びたという記事を見て，喜んでいたんですが，改めて全体の観客動員数を見ると，まだ１２球団最下位なのね（苦笑）　しかも，１１位のライオンさんちとも平均１５００人以上差があるダントツぶり。

ただ，いくらなんでも２万人超えてるのに最下位とはなあ・・・，昔はもっと上だったような気がしたけどなあ・・・と思って，改めて２００９年の数字を見ると，当時は，今より少し低いくらいの数字にもかかわらず，全体の８位。当時は２００００人を割り込んでいたチームが４つもあったことを考えると，特筆すべきは，むしろヤクルト・横浜・オリ・楽天の躍進ぶりなのかもしれませんね。

それで，これだけ他のチームが底上げされているということは，全体の数字も大分伸びている？と思って，パの年度別観客動員数を見てみると，見事なまでに，２００５年の実数発表以降，ほとんど右肩上がりなんですね。しかも，２００４年までの大幅水増しの数字を，ついに実数ベースでも超えたんですから，本当に大したものだと思います。（ちなみにセはこちら）

週２ほどしかないサッカー，あるいは，年数回のコンサートとかのイベントと異なり，毎週毎日，下手すりゃ週６やってるのに，これだけ人を集められるって，改めて野球って，やっぱり人を引き付けることができる，夢のあるスポーツなんだなあと。

いつの間にか，野球の人気凋落という言葉もあまり囁かれなくなったのは，地上波テレビには映らなくても，球場を少しでも楽しめる場所にしようと日々奮闘している選手たち含めた関係者の努力，そして，普段は有料放送やインターネットなどで貪欲に知識を収集しつつ，時には球場に赴いて熱い声援を送るファンの支えあってのことなんだろうと思います。

あまり最近は球場に行くことができない状況ですが，「ロッテの夢は観客動員１００万人！」という夢物語が，まさしく日常となって，しかも，それでは全く満足できない状況になっていることを，素直に喜びつつ，これからも声援を送って行きたいところですね。

それでは

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