昨日お客様といろいろな美顔器の話をしていて、以前見かけたビミョーなミスト器の話をしました。
多分テレビで見たのですが、それはナノレベルのミストが噴霧出来る手軽な美顔器で。
通常のミスト器ですと専用の美容液や化粧水が必要ですが、そのミスト器はどんな美容液でも使えるということで。
更に、普通に売ってるどんな美容液や化粧水でもミスト化の際にナノ分子まで小さくして噴霧するので肌の奥まで成分が浸透しやすい、
要は高級なナノ化された美容液を買わなくてもこれさえあればいい、といったようなことを言っていました。
そこで私は「本当にそうなら、ある意味恐ろしい！」と思ったのです。
うちで取り扱っているピーチポウやピコショットといったシリーズの化粧品は浸透力を高めるために有効成分のみをナノ化して極小の粒子にして配合してあります。
最近、某有名ブランドの美容液も続々とナノ化され始めていますが、ほとんどのものはナノ分子が大きく600ナノ程度だそうです。
ピーチポウの分子サイズは300ナノ、ピコショットの分子サイズは100ナノとかなり小さいです。
その上肌に優しいというのが一番の売り。
あ、ミスト器の話に戻りますね。
そのミスト器がどのくらいまで極小のナノ分子にする能力があるのかは定かではないのですが。
一般的な化粧品に含まれている有効成分以外の、
液がキレイに混ざるために配合されている「乳化剤」や「合成界面活性剤」、腐らせないための「保存料」、その他肌によろしくない成分などもナノ化されてしまったら？
それらも肌の奥に届いてしまったら？
と思ってしまったのでした。
有効成分のみがナノ化されている美容液や化粧水を普通に使う方がもしかしていいのかもしれない、と思った次第です。
（※肌がかぶれやすく、人一倍気をつけている私の個人的意見です）
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