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震災後の福島 不動産の動き パート3

2011年07月02日 08時49分02秒 | ちょっと為になる話!?

おはようございます


今日は震災後の経済はどうなるか??


まず、阪神大震災はどうなったか…??

1. 震災翌年の96 年の都道府県別増収率1 位は東京都(5.70%増)。被災地の兵庫県(5.27%増)を抑えトップ。全国展開する大企業多く、多数の取引機会通じて復興需要の恩恵を受けた

2. 兵庫県の96 年の業種別増収率をみると、建設業(13.56%増)が唯一の2 ケタ増となりトッ
プ。以下、サービス業(9.64%増)、卸売・小売業、飲食店(5.10%増)が続いた

3. 兵庫県の増収率上位業種をみると、セメント卸売や鉄骨・鉄筋工事などの建設関連のほか、
百貨店・スーパー、自動車小売、家庭用機器小売、パン・菓子製造などの消費関連が目立つ

4. 兵庫県の年商規模別増収率をみると、95 年は年商1 億円未満(9.25%増)が突出し、その後、
96 年以降は中堅、大手企業へと復興需要が徐々にシフト



まとめると↓

◎地元より、東京に本社がある企業が増収

◎建設業が13.56%増収 鉄骨、鉄筋、卸売・小売業、飲食店が増収

ちなみに、建設業の増収は1年で終了~つまり復興需要は1年だった

◎年商1億円未満の企業の増収率が高い

◎不動産業はどうか?→増収 震災後、2~3年増収になっている。


それでは、今回の東日本大震災は、どうか?


◎家が無くなった人や経済損失額が、阪神大震災に比べ、かなり多いし、広範囲

なので、建設業関係は、阪神大震災では1年だが…、今回は2~3年??


◎不動産業は、家を流され、購入需要は多いとみられる

宮城、岩手のある地域では需要はあるが、供給するものが無い状態らしい…

福島県は、原発問題で、避難者が多数、福島県の中通りに一極集中、2部屋以上の賃貸アパートが無い状態…

中古住宅は、全損、半壊の人の購入や、原発地域の避難の方が、戻れない事を覚悟して、中古住宅購入など動きがある。

しかし、土地の動きはかなり鈍いようです。今日の朝刊で全宅と全日の統計を発表していたが…

原発の放射能が心配で、家を建てない…

しかし、福島県の浜通りの不動産業者は、需要が増えると回答


これからの福島どうなるのでしょう~??

 

阪神大震災の際の詳しく見たい方はこちら↓

http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p110606.pdf


それでは、今日も一日頑張りましょう~




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