プラムフィールドからのお便り

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キャブコン全塗装の作業工程をご紹介 その6

2014-12-09 | 久留米メンテナンス工場

全体の8割以上を占めるメインカラーの塗装が始まる。

下地も完了。

しかし、まだ吹付には至らない。

専用の薬剤で全体を拭き上げねばならない。

また、材質によってはプライマーを事前に塗布する必要もあるのだ。

準備完了。

スプレーガンには、ろ紙を通して塗料を入れる。

それにしてもうちは段ボール好きやなあ。何にでも使ってやんの。

完全防護服に身を包んだ、松尾と横木。

何の様子を見ているかと言うと、

パネルの状態が酷過ぎていた為、一部パネルを試し塗りして、色のはじきや、吸い込みのチェックだ。

吹付開始。

脚立を使って吹付塗装をしなければならないのも、キャンピングカーならでは。

このように、塗装時のミストを防ぐために、専用の防護服とビニールの手袋。

活性炭入りの防護マスクを装着して作業にあたっている。

本当は専用の眼鏡も付けなくちゃいけないのだが・・・オイ!なんでしない。

実際、マスクは相当息苦しいらしいし、防護服に至っては夏には熱中症の危険すらある。

とはいえ、作業員の健康のためである。

 

ちゃんとせんか!

4回重ね塗りしたら、吹付は完了。

こんな風に書くと簡単なようだが、キャンピングカーのように一つのパネルが広い場合、塗装むらを出さずに塗るのは相当な技術がいる事を言っておきたい。

 

吹付が完了しても、これで終わりではない。

翌日塗面が乾燥してから、吹付より時間がかかる修正作業だ。

 

塗装は高度な技術と、地道な作業の積み重ねなのだ。

 

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