このところ、 毎週休みの日には、下の娘の運転の練習です。
「たまにはどっかドライブがてら遠出するか。」
「どこ行くと？」
そうやなあ・・・
高速の練習を兼ねて、あれ食いに行くか。
オイもこ、ちゃんと座らんと危なかぞ。
『ラジャー。』
九州道から都市高を経由し、西九州道を行き、着いたのはここ。
虹の松原。
ブイ～ン。
もうすぐやけんね。
あ、そこそこ。
『からつバーガー』たい！
スペシャルバーガー頂戴。
「毎度ありー！」
出来上がったら、車まで持ってきてくれます。
「お待ちどうさま～」
ほいきた。
はむはむ。
あーこら、もこ。鼻を突きだすんじゃない！
もしゃもしゃ、ごっくん。
さあ、昼飯食ったし、もう少し足を延ばすか。
唐津城。
あてもなく唐津市内をうろついていると、
「旧高取邸」とあります。
「寄ってみようよ。」（娘）
そうやね。
ちょっと寄ってみようか。
中に入ると、受け付けのおねえさんから、
「重要文化財ですので、中での撮影はご遠慮ください。」
ははあ、そうですか。わかりました。
「スタッフの案内を希望されますか？」
そりゃ、親切にどうも。
おばさんのスタッフが私たち二人だけのために、懇切丁寧に説明をしてくれるというんです。
「この杉戸に描かれた絵は・・・」
ほほう。
この邸宅の主だった高取伊好翁は唐津の炭鉱王ということです。
邸内の造りはもちろん、贅を極めた調度品の数々に圧倒されます。
高取邸を後にすると娘が、
「ひな人形って書いてあるよ。ほらそこ。」
この界隈はちょっと足を延ばせば唐津城や美術館、埋門（うずめもん）ノ館などがあり、散策コースみたいになっているようです。
「見させてもらっていいですか？」
「はい、どうぞ。いらっしゃいませ。」
因みに、拝観無料ですよ。
江戸時代の作品など貴重な雛飾りがいっぱい飾られていました。
おっと、つまづいちゃった。
あぶねえ～。
弁償なんてできないものばかりですからね。
さあ、そろそろ帰ろうか。
運転手さん。
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