プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

いざ帰らん

2009-11-28 | くるま旅&ちょいとお出かけ
26日。
八王子の道の駅に家内ともこを残し、池袋の理事会会場へ電車で出勤。
で、なんやかやで理事会も終わり、八王子まで再びもどる。そのまま山梨方面へ。
途中山道険しく、中央道を走る事に。
そのうち眠気あり。適当なPAで就寝。

27日
翌朝、

そのたまたま立ち寄り就寝したPAにて、富士山眼前に見ゆ。
「オイ、起きろ。富士山が…。」
「おー。」

甲府の手前で降り、一般道を走る。やはり一般道じゃないとその土地の空気に触れた感じがしない。
甲府から韮崎に入り、
「信玄ゆかりの処ば、見たい。信玄堤は保存されとるはずやぞ。どこにあるとやか?」
老人に場所を聞く。


今も残るその堤に、信玄の富国強兵の思想を垣間見る。


諏訪へ向かう道の駅にて、駒ケ岳を望む。

諏訪湖到着。


湖畔のベンチにて昼食。皇室御用達なる釜めしを食す。


諏訪大社など立ち寄りその後は名古屋へ向かう。
名古屋在住の福田さん(再会で紹介)に懐かしさのあまり電話す。
のっけから、
「あー、今どこ?」
このブログを見てくれていて名古屋に近づいているのが分かっていた由。
「家に寄ってよ。」
お言葉に甘える事に。

で、この日は福田家で宴会。

博多の餃子(一口餃子、通販で買ってるらしい)をたんとご馳走にになる。

福田さん、大変お世話になりました。来年の夏のあの話、楽しみにしてるよ。

28日
さあ、いよいよ最終日。ひたすら移動。
ETC1000円の土曜日の為か、西宮を抜けるまで渋滞に次ぐ渋滞。難渋す。
その後は快調に走る。

途中のPAにドッグランあり。もこを放つも動かず。
やれやれ。

夕方5時ジャスト関門海峡渡る。
ようやく九州に。

6時半久留米に着き、ペットホテル(馴染みの動物病院に併設)に預けていたタロちんを迎えに行く。
拗ねているかと思いきや、喜色を浮かべて出迎えてくれた。

タロちーん。


7時過ぎ会社に帰着。ようやくこの旅も終りを告げた。

総走行距離約4800kmの道のりであった。

フー。

東京へ

2009-11-26 | くるま旅&ちょいとお出かけ

25日。

「道の駅豊栄」には珍しい無線ランサービスがある。このところモバイルでばかりの更新でそのスピードの遅さにいらいらすることもあったが、ひさびさのスピードに満足す。
とにかく更新が終わるのに、PCを開いてからの時間が3倍ぐらいかかる。
日記調の文体に変えたのも、こちらの方が同じ表現でも短くて済むからであった。
気を良くし、HPの更新(画像は不可なり)までする始末。

とにもかくにも、この日は関越にて東京を目指す。


越後川口PAにて、信濃川の蛇行するを望む。


赤城高原PAにて、夕日に染まる赤城山(たぶん)。

沼田ICにて「尾瀬」なる文字を見つく。
「降りるか。」
遥かな尾瀬~♪へと急遽向かう。今回の旅の象徴「行き当たりばったり」の見本。
延々と向うも、
「11月10日よりこの先通行止めとします。云々…」
の看板あり。断念す。
「せっかく来たんだから、思いっきりひなびた温泉に入るか。」

引き返す途中から脇道に入って行き、「ささ湯」なる温泉の駐車場へ。


温泉宿のすぐ下にはご覧の様な清流が流れ…、


玄関先には猫がお出迎え。
やっぱりひなびた温泉はこうでなくっちゃ。

この後ひたすら移動。
八王子の道の駅に向かう。池袋に行くにはちと遠いと思うが、九州に帰るには好都合ではないかと判断す。

明日は協会の理事会。仕事モードに入れるか?


秋田~新潟

2009-11-25 | くるま旅&ちょいとお出かけ
25日。

朝起きると、道の駅の駐車場の路面、氷結するを見る。
しばらく待って出かける事にする。
その後かなり長時間、霧が立ちこめたる道路を行く。

秋田につき「赤レンガ郷土館」なるを見つく。

旧秋田銀行本店なる由。明治期に3年の歳月を費やし建設された物。数度の地震などを経験しながらも、ひび一つなし。

入ってすぐのフロアーの天井に施された細工と巨大な照明。


頭取室の暖炉。


その後日本海を右に見ながら南下。

それにしても東北一帯(私どもが通ったところに限りであるが)、夕方5時を過ぎればほとんどの商店明かり消す(都市部はある程度営業)。
交通量も久留米近郊でいえば深夜12時過ぎの様相を呈す。日中も3連休、平日ともに渋滞一度も経験せず。
反して高速道は縦横に巡らされ、一般道の整備も九州の比にあらず。

この日は道の駅発祥の地の記念碑がそびえる「豊栄」にて就寝す。

明後日は東京に行き理事会に出席。この旅もいよいよ最後の段階となる。

最果ての地へ

2009-11-24 | くるま旅&ちょいとお出かけ

23日。
竜飛岬に向かう。
途中で給油す。煙草を吸おうと事務所内に入ろうとした時、もんどりうって転倒。膝を強打す。
車に戻り、転倒した旨家内に伝えるも、
「見よった。きたないサンダルば拾ってもらいよったやん。」

・・・汝、所感それだけなりや。

竜飛崎灯台の途中に『日本で唯一の階段国道』の看板あり。

ただし比較的新しく出来たる由。


竜飛崎灯台にて。

体が持って行かれそうな猛烈な風吹く。台風並み。
家内、見苦しくも、セミのように標柱にしがみつく。

はるか彼方に函館を望む。

津軽を南下。
太宰治の生家ありしを人に聞く。さっそく立ち寄る。

太宰の生家、津島家は有名な資産家で、小作人300人を超えていたとか。

その保存状態の良さに感銘す。和洋折衷の豪奢な造りなり。
もっとも太宰本人は「ただ大きいだけの、何の趣もない家で・・・」
と評していた由。


この後「いかりが関」という道の駅で食事と、入浴をし就寝。

余談だが、この旅行中、法事のとき以外は、もっぱらTシャツに上着、はだしにサンダルで通す。やせ我慢にはあらず。
風呂上りに零下の屋外で、半袖シャツにはだしの姿で煙草を吸っていると、地元のもこもこと厚着したおばちゃんが気味悪そうに、我を避ける。

東北人は寒がりなり。


つわものどもが夢の跡

2009-11-24 | くるま旅&ちょいとお出かけ
石巻を出発し岩手の厳美渓なる道の駅で就寝。

22日
起床し平泉にむかう。言わずと知れた藤原三代の栄華を見る。

毛越寺庭園。

家内、昼前にかかわらず名物の雑煮餅を食す。

次に高館の義経堂を見る。義経終焉の地。

ただし異論ありとの事。衣川館にて自害したとの説が通説。
芭蕉この地で有名な
『夏草や、つわものどもが、夢の跡』を詠む。
遥か彼方に過ぎ去りし歴史にふれ、涙こぼしたる由。


中尊寺参道弁慶の写真撮影場所にて。
さすがに違和感あり。後悔す。


金色堂覆い堂。この建物の中に金色堂あり。

この後青森へ向かう。
道中家内といさかいあり。
以後家内に問いくるも、沈黙を持って返す。

フンだ!

この日は浅虫温泉(道の駅)にて就寝。
トイレに「洋式トイレの使い方」なる張り紙あり。
・・・・北の最果てに来たるを実感す。

奥の細道

2009-11-21 | くるま旅&ちょいとお出かけ

吉祥寺に住む弟のところに、夕方6時半ごろ到着。間もなく大阪に単身赴任している弟も東京に着いたる由。
吉祥寺の居酒屋にて待ち合わせる。

この日は弟家族と食事。痛飲す。

20日。
10時ごろ出発。都心を抜けて東北道に入るまで2時間を要す。
その後は順調に走行。
白河を越えると、まさに奥の細道の舞台。
地名を見るにつけ旅情がそそられる。

夕方今回の本来の目的地である、石巻に到着。
さっそく、弟と家内と共に、弟が泊まるホテルに勧められた居酒屋の暖簾をくぐる。

満席。

仕方ないのでそのすぐ隣の居酒屋に入ることに。

客一人もなし。
嫌な予感。

とにかく、料理を注文。
が、ほどなく店内が真っ暗に。
「あっ、またブレーカーが落ちた!」(店主)
その後電子レンジを入れるたび、真っ暗闇に。

電気の契約の見直しを、店主に進言す。

21日。
兄の法事まで時間があるので、鮎川という漁港に3人で行く事にする。
ここは捕鯨基地であるそうで、ホエールランドなる施設あり。

「利丸」と言う日本で一番活躍したという捕鯨船が保存してある。


艦橋から。

このホエールランドという施設がどう言う団体が管理しているのかは解らぬが、3連休の初日に来客は私らだけ。私らの入場料では、私らが滞在中の空調費すら賄えぬ。
このような箱物が日本全国に無数にある事を思うと、空恐ろしくなる。
おそらく女川原発の補助金か?。

その補助金で作られたと思わるる「コバルトライン」で帰る。

なかなかの絶景。
「コバルトラインて名前は、この海の色からか。放射能関連のコバルトじゃないみたいやな。」
「そりゃそうやろ。」と弟。
ここは国定公園と言う事で、群青の海にしばし見とれる。

午後から、去年の暮れに亡くなったすぐ上の兄貴の一周忌。
長兄も石巻駅に到着。兄弟三人と家内とでお寺に向かう。

本堂で法要が行われる。いと寒し。

その後どこに行くか迷うが、
「とにかく北を目指そう。」と岩手方面に向かう。

明日はどこに行くのやら。


老婆の休日

2009-11-19 | くるま旅&ちょいとお出かけ
朝より家内の腰の状態、悪化。
「うっ動けん。」
途方に暮れるも、とにかく出発。
旅行の断念も頭をよぎる。
偶然、栗東のインター手前に済生会病院なる建物発見す。
急遽、受診させる。

家内は痛み止めの注射を勧めらるるも、
「(注射は)痛いからやだ。」
と拒否す。
訳がわからず。
「お前が腰が痛いって言うから注射するとやろ。しろ!」

今日は東京の弟のところまで走らなければならぬ。なんとか復活してもらわねば。
道中家内は後ろのベッドでずっと寝たきり。

浜名湖PAにて。
まだ家内動けず。
この時ばかりと反撃できぬ家内のほっぺたなど、思いっきりつねりたいとの欲求に駆られる。


富士川PAにて。
富士山がうっすらと望めた。
家内、この時ばかりは
「外に出る。」
などと言う。
許可す。
見てると、まるでバーサンの様な歩き方である。

しかし、何とか歩けるようにはなった模様。

とんだ老婆の休日である。
チャンチャン。

京都にて

2009-11-18 | くるま旅&ちょいとお出かけ
桂川PAにて起床。
なぜか知恩院に向かう。意味などなし。
早朝8時過ぎに到着。軟弱者のもこは寒さで震え止まらず。
しかたないので上着の中にくるんで拝観す。

私が、京都にて一番観たかったのは新撰組発祥の地、壬生の八木邸と前川邸。
車で向かうも駐車場に止め難し。断念す。

「観光バスに乗ろうか。」
妻より提案あり。
もとより反論する習慣持たず。すぐさま同意す。

京都駅より半日コースのバスに乗る。
コースは金閣寺、銀閣寺、清水寺との事。当然のことながら壬生ウンヌンなど含まれず。
しかし不平など言わず。黙って従う。


ここの庭園では、インド人達が順路にて集合写真を撮って、観光客の足を止めている。
すかさず
「集合写真は禁止じゃ。」
と注意するも、言葉通ぜず。余、インド語を話せない事を後悔。放置する他なし。


銀閣寺にて。


清水寺で昼食となる。自分らは老夫婦と相席になる。
妻より
「私はにしんそばがいい。」なる希望を聞くも、
「んなもん、美味しくなかぞ。」と変更を促す。
ところが目の前の老紳士が先に注文していたものが、『にしんそば』であると判明す。
はなはなバツ悪し。以後顔を上げる事できず。

これにて京都滞在終了。滋賀方面へ向かう。

この日は栗東の道の駅にて就寝す。

家内が布団を引いている最中腰を痛める。

明日よりの日程、はなはだ不安なり。

旅行初日

2009-11-17 | くるま旅&ちょいとお出かけ
さて今日から出発です。
昨日までに用意万端済ませ出発だ!という時、下の娘が
「熱があるー。」
えっ、もしかして新型?。とにもかくにも病院へ連れていくことに。

「インフルエンザではないと思います。でも安静に。」
ほっ、よかった。中止になるとこだった。
「今日は大学は休んで、明日になってから行くかどうか判断せんね。」
と言い残し出発。
薄情な親と怨むなよ。


ここからは日記風に。

銀行など立ち寄りながら結局高速に乗ったのは午前11時半頃となる。


九州を出る前にめかりPAで食事。

ふぐの唐揚げラーメンなるを食す。・・・・いまいち。
腹が満たされず、外にある「佐世保バーガー」を注文。
これがすごいのなんのって。
中の具が3口ほど食べる間に、あらかたハンバーガーを包んだ袋の中に落ちて行く。その落ちた具は手づかみで拾い出すしか方法なし。
その量もだが、これを食するに高度な技術を要する事を思い知らされ、途中で断念。
破棄す。

手前のほうに見える、平べったい島が『巌流島』であるとの事。
こんな見晴らしのいい処で、かの有名な決闘が行われたのか。

結局雨という事もあり、
「今日は行ける所まで行こう。」
という事で、京都の南の方の桂川PAで行き、休む事に。

たまたま、このPAの裏の職員の出入り口を降りて行ったら、すぐに居酒屋を発見。
しかし、この時間になってもまだ胃がもたれている。暖簾くぐるを断念す。

おそるべし、佐世保バーガー。
(何のレポートやら・・・・)


いまさらだが、こいつも一緒であった。

旅のお供はキャンバスtypeF

2009-11-13 | くるま旅&ちょいとお出かけ
私どもの旅に使うキャンカーはキャンバスtypeFにしました。

私どもが「キャブコンなみの広さのダイネットとベッドスペース」をコンセプトに開発した思い入れのある車です。

装着した装備は、
東北を旅行する事になりますから、なによりFFヒーター。
車で始めて行く場所ばかりですので、HDDナビ。
運転が下手になったという噂の私のために、バックカメラ。
仕事用にパソコンを持って行きますので、サイン波インバーター。
それに今回は使う事は無いと思いますが、サイドオーニングです。

あとは私の使い方にあわせてこざこざと手を加えました。


バンコンですので荷物がどのくらい入るか心配でしたが、結構収納庫が余るくらい余裕があります。
今日、社員が最後の作業している傍らでせっせと荷物を積み込みます。


でもきっと
「あれを持ってくればよかったのに。」
「なんでこれがないとね!」
なんてなじられる事もあると思いますが。

因みに、旅の途中でその模様などをブログにアップする!なんて事は・・・


・・・・夜、酔っ払ってなければあるかも。