鳥栖店のすぐそばにある『久留米屋』
鳥栖店オープン当初から出前でお世話になっている。
当時は先代のバーチャンが作っていたが、今は娘さんが切り盛りしている。
平田がいつも呑み込むように食っているラーメンはここからの出前だ。
しかし麺類は出前より、やっぱり店で喰った方がいい。
私は時々店まで食べに行っている。
鳥栖なのに久留米屋とはこれいかに、
と細かい事を気にしてはいけない。
店内はあくまで狭く、床などは一部斜めになっている。
言っておくが、これは最大級の褒め言葉である。
以前にちゃんとしたラーメン屋の私なりの定義を述べた事があった。
店内は薄暗く、狭く、天板の一つもめくれてなければいけない。
要するに居酒屋を含めて、私はこういう昭和の雰囲気の店が大好きなのだ。
ここはラーメンもおいしいが、チャンポンもおすすめである。
この辺りのラーメン屋さんのチャンポンは本場の長崎チャンポンとは別物だ。
どちらも私は好きであるが、これは久留米ラーメンのアレンジ版と思った方がいい。
邪道だと言われようが、久留米人はこれにウスターソースをちょいと回しかける。
この『ちょいと』というのが大事で、多くても少なくてもいけない。
私ほどのベテランになると、周りから名人芸と拍手が起こるほどである。
うそだ。
いやソースをかけるのは本当だけどね。
いただきまーす。
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