怒声

今、久留米の事務所で仕事をしていると、いきなりヒュ～～～ンというサイレンの音。
どうやらパトカーが交通取締りをしたみたいです。表の方を見てみると原付に乗った若造君が歩道を走ったところを咎められたみたいです。
「あーあ、バカだなあ。」
その後工場のほうに行って納車前の車を見てると、いきなりかの方向から怒声が聞こえてきました。
「あーもういっぺん言うてみろ！こらあ。」

急いで見に行くと（うちの車両展示場のまん前です）若い警官が若造君になにやらぶちぎれて
「おいこら、なんば言いよっとか、きさまあー。」
と怒声を張り上げています。
その若い警官、自分で自分の声に興奮してきたのか、ますますエスカレートして、
「あーこらあ、・・・・・」
と先ほどとほとんど同じセンテンスを繰り返しています。
若造君もよせばいいのに二言三言小さな声でなにやら言い返したりしていますが、いい終わらないうちにたちまち、
「なんやー、お前が危なか事ばしとるとやろがー。わかっとっとか！。」
数キロは届くかと思われるような大声で若造君を怒鳴りとばします。

面白いのでもっとやれやれと囃し立てようと思ったのですが、
（いかん、店のイメージダウンになる。）と、一瞬冷静さを取り戻し、
「オーイ店の前でやるなよ。違うとこでやれー。」
私がちょうど良い大きさの声で言うと、しばらくして彼らは移動していきました。

交通違反を犯した若造君が悪いのは言うまでもありませんが、文句を言われて我を失う警官も警官ですね。

・・・他山の石とすべし。

福助その後

迷い猫の福助は我が家で唯一のオス。環境に慣れて、また成長もしたのでしょうか、マーキングをするようになりました。それも布団に・・・。

「あっ俺の布団に！こらフク！」
「私の布団にも（泣）」
娘も含めて家族全員、連日の被害です。
「どこが福を呼ぶ猫やねん。この悪魔の子ダミアンめ！」
我が家ではすっかり呼び名さえも変わってしまいました。

留守の間何をしでかすかわからないので、
「昼間は当分の間事務所に連れて行こう。」

てなわけでこのところ福助は強制出勤です。

事務所ではおりこうさんにしてるんですけどねー。
そして寝る時はいつも「もこ」と一緒です。

あまりにかわいかったのでついパシャリしちゃいました。

イカの塩辛

このところ寒のもどりで寒いですね。

でもこの時期になると楽しみにしている物があります。それは新酒の槽汲みと家内が作る「イカの塩辛」です。
亡くなった家内のお袋さん直伝の一品です。奴の事を褒めるのは癪に障りますが、これがまた実にそのーなんというか、言いたくはないですが・・・・・うまいんですよ。


昨日冷蔵庫を開けると25ｃｍぐらいのボールにタップリと入った塩辛を発見！
「あ！塩辛じゃん。」
「おう。」
ムフ、ワーイ。

携帯の画像ですので見難いのと、見た目あまり食欲をそそるような感じはしませんが、私にとってはこの季節の一番のご馳走です。
但しこの塩辛、作ってすぐは食べてはいけません。冷蔵庫の中で１週間から１０日ほど低温で発酵させると、塩味が抜け、市販品などとは別物と言っていいような絶妙な旨味が出てくるんです。
その間というか無くなるまで毎日、箸などでネリネリして空気を送り込み発酵を助ける作業が必要です。糠床のかき回し作業と同じ理屈ですね。

あったかいご飯の上にちょいと乗せて食べるのもよし、これを肴に槽汲みをキューっと・・・・。

くーたまらん、早く食いてー。

卒業旅行その後

１人ヨーロッパを放浪している娘は、予定では今日の大体今頃帰ってくるはずです。

「毎日連絡をする事」と言う条件で許可したのに、最初のうち３回ほどはメールで連絡がありましたが、すぐに反故にされ、その後音信は途絶えてしまいました。
・・・・・どこでなにしているのやら。

数少ない娘から届いたメールはかなり興奮状態で、感動しているらしい雰囲気は伝わってきます。
でもホテルのパソコンから送られてくるので、当然のことながら漢字変換など出来ません。そこで英語が読めない両親の為にローマ字で送られてきます。それは有難いのですがローマ字って読みにくいですね。しかも助詞や助動詞をかなり省いて送ってきますので、判読するのに苦労します。

メールでは、ベルリンでストックホルムから来た音大生（半プロらしい。あっそうだ、女性ですよ、念のため。）と仲良くなり音楽会やオペラハウスなどに一緒に行き最高だった、など等を報告してきてますが、それにしてもお前そんな高尚な趣味あったっけ？

でも我が娘ながら英語で普通に会話できるって世界が広がりますよね。

追伸
たった今、家内から連絡があり
「『帰ってきた～。』だって。」

やれやれです。

キャンピングカー＆ＲＶショー2009

毎年この時期に幕張メッセである「キャンピングカー＆ＲＶショー2009」に今年も行って来ました。
新しい年の最初にあるこのショーはなんと言っても各ビルダーが新型車を発表する場でもあります。

会場の全体の雰囲気です。

今年は店長の内村とこいつ、サービスの中島が見学です。


私はショーが終わってから予定されているＪＲＶＡの総会と新年会（ちょっと遅いですが）に出席する事がメインでしたので彼らとは別の便でちょっと遅く行きました。

さて注目の新型車は・・・・・ん？画像は？。
何とカメラ担当の内村の奴、一枚もとってない！
「カタログもらったので（撮らなくて）いいかと・・・。」
まあ、そうだね、よしよし・・・・って、オイ！
中島を撮るぐらいならもっと他に撮るものあるだろ！

てなわけで内村が撮った数少ない写真で、もう一枚全体写真を。

いずれにせよ今年の売れ筋がなにか、あるいは今年がどんな販売状況になるかを占う大事なイベントです。

内村達は５時ごろ帰り（当社の出張規定は、東京ぐらいは日帰りです）私はこの後、協会の総会と新年会に出席し、翌日帰りました。

えーとそれでは、全然イベントの状況がわからないと言う、イベント紹介レポートを終わります。

お受験終了！

私の下の娘は今年大学受験でした。
「でした。」というのはお察しの通り、目出度く大学に受かったという事です。第一志望の大学ではありませんでしたが、私たちにとってはやれやれです。

先日の休みの日に家内と娘といっしょに、どんな雰囲気の大学か見学に行きました。
学内は祭日で休みにもかかわらず、国家試験を控えた４年生たちが多数、色々な研究室らしき所で、熱心に勉強している姿が見受けられます。
「ほーら、見てんね。大学に入ったら遊べると思ったら大間違いやね。」
「なん言いよっと。おっちゃんは講義さえほとんど出とらんやんね。」
すかさず家内のつっこみがはいります。
私が大学の時、ほとんど大学など行かずバイトとマージャンばっかりしていた事を棚に上げて、偉そうに言うなというところでしょうか。
（そっ卒業は一応したんだからいいじゃんか。）
親父の権威など一瞬ですっ飛びます。

この大学は山の上にあり、近くにはまったくコンビニや食事をする所などの施設がなく、
「・・・・・・まっまあ、そのー、あっそうそう（この環境だと）車の免許を取らんといかんね。」
と、とりあえず話を変えねばなりません。

構内は休みにもかかわらず塵一つ落ちていなく、ここに通う学生のまじめさと言うか、お行儀のよさが伺えました。

帰りに車の中で娘がすれ違う車を見て
「うち、あんな車がいい。」
とランドローバーを指差して言います。
「・・・・・・・・・。」

まあ頑丈なのはいいと思うけど・・・・、その話は免許取ってからにしようぜ。

アイチャー

久留米の事務所に先ほど地元選出の代議士の秘書さんが挨拶に見えられました。
総選挙も間近になって来たとの感じで各企業回りをされているんでしょう。

えーと、でもここでのテーマはその事ではないんです。

その秘書さんが帰られたあと
「アイチャー、社長！もこが・・・。」
見ると事務所の玄関マットにウンチが・・・。
しかも思いっきり踏んづけてあります。
「たぶんさっきの方が・・・」

その秘書さんも自動車会社に企業訪問に来て、その事務所内で犬のウンチを踏むとは・・・・普通ありえません。
まったく不幸を通り越しています。
「いやたぶん、気付いてないですよ、あの人。」
まあ、そんな事何の慰めにもなりませんが、それにしても悪い事しちゃったなー。

もこ！このバカチンめ。いっしょに謝りなさい。

えーと、秘書の方、大変申し訳ありませんでした。
運がついたとという事でここはひとつ・・・・・。

尚、画像の掲載は遠慮しておきます。

卒業旅行

上の娘は今春大学卒業を迎えました。就職も決まり学生生活も最後になります。
先日東京出張の際、二人で食事した時に、
「卒業旅行をしたい。」
「うむ、よかろう。」
「プラハ、ウイーン、あとドイツやベルギーも行こうかな。」
「・・・・・・・・・・。」
ヨーロッパを２週間以上かけて旅行すると言うのです。しかも１人で。

自分でアルバイトして貯めた金で行くというのですから（でも足りない分はきっと・・・）あまりどうのこうのは言えません。それにそんなことが出来るのは人生のうちでおそらく今の時期以外はそうあることではないですから、
「まあ、今しか出来ないことだからいいんじゃないか。」
動揺を隠しながら言ったものでした。

でもおそらく旅行社のなんとかパックで行くものと思っていた私は、その後娘が自分で日程を決めホテルも自分で予約したという事を知り、すぐに東京の娘に電話。
「危ない！ホテルなんかもどんなホテルかわからんやろ。それに英語は通じらんぞ。なんかあった時、旅行社とか相談する所がないと困るやろ。どげんすっと。」
「だいじょうぶって、何回も調べたっちゃけん。それにホテルは英語大丈夫やし。」
「・・・・いつから行くとやったっけ？」
「明日。」
「明日って・・・・。」
「お父さんには（東京に来た時）言っとったやん。」
聞いてたけど、そんな旅行とは言わなかったぞ。

思えば私の同じ時期はせいぜい麻雀に明け暮れる程度でした。卒業旅行などの発想すらありませんでした。ましてや海外旅行など。
今はネット社会、自分の部屋から世界各地のホテルや旅行地を検索し日程を決めていく事が出来ます。便利と思えるという事と同時に危険を感じざるを得ません。
「そんじゃ、連絡だけは毎日して。」
これを条件に許可しちゃいました。
力ずくでも止めさせた方が良かったと思わないでいいように祈るばかりです。

娘から旅を楽しんでいる様子のメールが届くたびに、こちらはホットする毎日です。

早く帰ってこい!

ＤＭ

毎年この時期になると久留米のエシマ自動車ではお客様感謝祭と言う事でイベントを行っています。昨日はそのＤＭの準備です。
チラシを折り、封筒ににつめ、お客様のタックシールをはり、糊付け。なにしろ２３００枚ほどありますから、事務所にいる者総出でやってもここまでで夕方までかかります。
「おっちゃんもせんね。」
経理担当重役の命令が下ります。鳥栖店勤務の小野原さんまで呼んで黙々と作業を進めます。
いやはや、朝からずっととこの単純作業をやっていますから、肩が凝ること凝ること。


広告郵便扱いになると15％切手代が安くなります。ただ郵便番号ごとに仕分けし数を申告する必要があります。
夕方からはその仕分け作業。
私に命令した経理担当重役をはじめ女どもは帰ってしまい残った男ドモで
「ハチサンマルのゼロゼロ・・・ハチサンキュウの・・・」
と念仏のように唱え仕分けしていきます。
この時点で私の腰は悲鳴を上げます。
なにしろヘルニア持ちで「弱腰ヒロちゃん」と呼ばれている私ですから
「イテテテ」
と叫びながらの作業になってしまいました。



フーまだ腰が痛い！