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俳句  3  ( そ ら )・・・やまい

2013-02-16 05:50:16 | 絵手紙 & 俳句  
 = やまい = 
 手すり持つ 患者の瞳 そら一点 

病院に出かけた時の句。

こころを病んでいる人達の動きは、院内の外(外部の人の目に触れる?所)にでている人々の動きは大体において緩慢である。それは薬によって 制止させられているといった部分が大きいように思う。

日がな一日、恐らく 看護婦さんに手をとって移動させられないかぎり、そのヒトは壁の一点をみつめたまま動かないだろう。
その眼の向こうにある 世界をワタシは知らない。

なぜか、そのヒトを神様はワタシにみせた。

ワタシには、只今、その人に対して、憐憫の情などというものはない。
昔だったら 可哀想に・・・。みたいな事を思っただろう。しかし、それはそうではないかも知れないのだ。そのことは、自分(ワタシ)のメガネでみているだけにすぎないのだし、ワタシの物差しでそのヒトを計っているだけにすぎないのだ。

その患者の瞳はもちろんうつろであるけれど、その先に彼が観ているものは 無限の宇宙空間であるかも知れないト思う。あと少ししたら、彼は天国に召され、 神様に「 お疲れ様~。」と言われ 迎え入れられるかもしれないではないか?(ト 思う。)

健常者は 病人をみて”おかしい”と思う。しかしながら、一体おかしいのはどっちなんだ?と時々思うんだ。

彼は 家系や家族みんなの欲望のかたまりを一身に背負って、一人そこに立っている。
彼の腰は曲がっている。


>中島みゆきさんの曲。「 宙船 」TOKIOの唄が好きなので、演奏している映像が希望だったけれど、ないみたいなのでこの映像を選択した。マンマミーヤがこのところTVで毎日みていた。http://www.youtube.com/watch?v=pyuHNf5WR-E

>なぜか 青色になってしまう。未だにやり方がわからない。




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