紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

お墓参り

2013-06-10 05:41:43 | 18・家族のことなど
昨日は、姉と一緒に、私の両親のお墓参りにいった。
メインの用事は、お墓の管理者の変更なのだけど、ずいぶん時期遅れになってしまった。

いろいろと忙しかった、というのはいいわけだけど、私の父は、いつも私たちに、お墓参りにいったりしなくてもいい。大事なのは、いつも心の中で思っていてあげることだといっていた。
その言葉を聞き続けていたので、無理してゆかず、行ける時に行けばいいと思っていた。

お墓のことは、若い頃には考えないものだ。
少し考え始めるのは、両親のうち片方が亡くなったりした頃だろう。
私もそうだった。
その頃には自分も歳をとってくるし、いやでも少しは考えざるをえなくなる。自分が考えないと、子どもたちが困ることになるからだ。

今は、両親と、父の母親(私の祖母)だけが入っているお墓は、この先どうなるのだろうというのが、ほんの少し気にかかっている。
私は三人姉妹だし、名字もみなかわった。ここに入る人はいないと思われる。
ふつうは、こういう場合、何十年もたった時にどうなるんだろう。

父の父親は(祖父)は、前の奥さんと一緒に、先祖伝来のお墓に入っている。
死んでしまったのだから、どちらのお墓に入っていてもいいといえば、いいけど、なんか変な話しだ。
そんなこんなを考えつつ、近くの風景を眺めた。いつ来ても、ここからの眺めは好き。




2 コメント

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お墓 (マサ)
2013-06-10 14:58:01
私も子供は娘2人なので、お墓のことを漠然と考えることがあります。
夫の実家の墓は北海道(それも山の上みたいなところ)にあるのだけど、将来どうなるのだろう。自分の遺骨はどうすべきか、など。
実家の墓も気になります。弟は独身なので、お墓を守る者が将来確実にいなくなるのよね。
ちょっと考えては、問題を先送りしています。
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マサさんへ (紅蓮)
2013-06-11 06:43:19
いろいろ聞いてみると、どの家でも、将来どうするかはっきり決まっている家って少ないですね。
昔とちがって、家とか代々の後継ぎとか考えなくなった世代だものね、私たちは。

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