紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

富山から帰りました

2023-10-20 19:15:14 | 18・家族のことなど

姉の夫、義理の兄が亡くなって、2年がたとうとしている。
去年の一周忌は、三宅島にいたので、いけなかった。

今年の三回忌は私もいくことにし、妹も一緒にいくことになった。

遠いので、山梨から出てきた妹の時間に合わせて新幹線をとると、富山駅についたのは、14:00くらい。

それからタクシーで浄泉寺に向かった。

お経を唱えて頂いて、ご住職様とお話をして、外に出たら、もう夕暮れ時。

車で送ってくださるとのことだったけど、あまりに景色がいいので、歩いて駅に向かうことにした。

新幹線に乗っているときから、剱岳がよく見えた。お寺からも、もっとよく見えた。山頂あたりには、雪がついている。

お義兄さんは、こんな景色を毎日見ながら、育ったのだと思った。

タクシーでお寺に向かうときに、別の白い山が見えたが、薬師岳ということだった。

その昔、薬師岳の下の太郎小屋に泊まったとき、夜外にでると、富山の夜景が見えたのを思い出した。

滑川までの列車は、かわいかった。行き先を間違えて、途中で乗り換えたりしたけど、それも楽しかった。

夕食をとって、ホテルもどると、あっという間に寝てしまった。

翌日早朝起きると、剱岳が目の前に見えた。なんとすばらしいお部屋。

山の向こうから日が昇ると、もう山はくっきりとは見えなくなってしまった。

暑いくらいの日で、帰りに剱岳を見ると、昨日白かったのに、雪がとけて、白いところが小さくなっていた。

その日に、お墓参りにいって、帰ってきた。


コメントを投稿