Something to Feel

"I'm basically happy person."

瞬刊リアルタイム参加おそおそ記録

2009年09月20日 | BOOKS
だらっしゃー。
遅遅日記だけど、
9/5、お台場のCultureCultureというZeppの上にあるライブハウスで、「瞬刊リアルタイム」というイベントがあったのだ。
ライブで雑誌を作ってそのまま印刷、製本、お客さんの手へ、という企画。
企画は小学館の水野隆さんという方や、ニフティの横山シンスケさんという方や、「僕の見た秩序。」のヨシナガさん。

渡辺浩弐さんがそこで「ノベライブ」
(新しい言葉!ノベル+ライブですねん。ライブ小説、その場で小説を書く)をやると知ったので、
出演時間20分と聞きつつも、観に行こうと思ったんだ。
カフェも一般向けはとっくに終わり、なかなかサイン会トークショウとかで見られる機会も少ないから、チャンスあるときに行っとかないと!
つーことで、久しぶりに友だちにも会いたかったし、
がんばってお台場まで行く事にした。

あとは、会場で生中継で西原理恵子さんが出るというので
これもすっっごく楽しみだったんだよね~。
(とはいえ最近のサイバラさんの様子はよくわかってなかったんだけど。でも好きなんだよね)

会場は横広で、スクリーンもたくさん、スピーカらしき設備もしっかりしてそうだし、結構良い会場なのではと思いました。おしゃれだし。観覧車のすぐ下だし。

全部書こうとすると大変だな。
印象に残っている事だけ書こう。
どうもこの日は腰がやたら痛くてつらかった(今思えば発熱してたよな・・・)ので、
全体的に冴えない自分でした。
おかげで内容もあんまりしっかりは覚えてなかったり、、、
チャット参加もできて、もっと参加(アイデア出しやイラスト出し広告出し)したかったんだけど、
まったくひらめかなない・・・やっぱし体調かなり大事だな~。

色々雑誌に載せるための企画がありましたが
(ノベライブ、トーク、グラビア撮影、漫画大喜利とか)、
トークショウの永江朗さんのお話は面白かったきがします。
土下座してまわんなきゃ本はうれないよ、とか、
トレーラーで編集しながらライブ出版をやったら、とか、
もっとお話を聞きたかったです。(元気な時に

渡辺さんのノベライブは良かった
ニコ生でやってるそのままを目の前で見た。
たぶん、ライブ出版の目的を達成するという意味も含めて
渡辺さんの時間が一番濃かったのではないかな~。
ついったー的140字短編2つと、
ループするある意味アート、な長編1つ、20分でばっちり書き上げていた。惚れるー!
タイトルとか、自分も参加したかったがスピーディなペースについていけず、、くやしい~

ノベライブやってるのはいまんとこ渡辺さんしか見た事ないんだけど、
なかなかこれって小説家にとっては勇気がいるというか、
とても精神的にオープンにならないとできないのでは、と思う。
いつもなんて惜しげがないんだ、と思うんだ。
全部見せまくりじゃん。
あ、かな入力なんだなとか、あ、途中でこんな風に校正してんだ、とか、
超短編とはいえ全部見えちゃうわけで。
しかもリアルタイムで読者(=参加者)の意見感想を聞くって勇気いらない?
おもしろいけど、ちょっと怖いような。
でも、そういうみんなの意見を取り入れながらその場で変化していく、、、
これってまさにライブ、としかいいようがないね。凄!

漫画家の方々は、知らない人々だったのだけど、
やっぱり描くのがはやくて線に迷いがないよな~。
ピョコタンという男性漫画家の絵はどこかで見た事があって、
しかも大喜利とか、共同4コマ作成とかのセンスが好きでした。
「応仁の乱」は良かった!絵じゃないけど。
目つき鋭く余白のない喋り方をする人で
飲み会にいたら絶対楽しそうなタイプ。黄色いTシャツはやっぱただもんじゃないのね。

西原さんも間接的に会えて感動しました。ふふふふ。
西原さんは画力テスト(記憶スケッチみたいなもの)で、
鳩山さん小沢さんとかエグザイルとか描いてました。
カワイイのに毒がきいていて笑えた。やっぱ好きッス

そだそだ、あと事前から楽しみにしていた企画のもうひとつは
グラビア撮影~!
アイドルの小明(あかり)ちゃんという子がモデルさんだったんだけど、
やっぱり、アイドルって、かわいいいいいいい
すごくちっちゃくて華奢でつるつるしている。
びっくり。やっぱりかわいいことは良い事だ

撮影は、もっとエロスなのを予想してたんだけど全然そんなことはなく、
衣装も露出かなり少なめで、時間が足りないこともありザクザク撮ってました。
小明ちゃんは、たぶん今回のイベントで一番お客さんに近づいてくれていたと思う。
そしてそんなところがエンターテイメントの世界の人だなって思った。
出版社の人は、やっぱり出版社の人なんだ。当たり前だけどね。
小明ちゃんは空気を鋭く察知して一生懸命盛り上げようと、というか、気を遣っていた感じ。けなげだった。
撮影中「私のことなんて気にせず皆さん飲んだり食べたり楽しんでくださいね」とか言うんだよ。
大丈夫だよみんなアナタの事見て楽しんでいるからー!
かなり自虐的な風もあったけれど、とても一生懸命で、
それがどストレートにこちらに伝わってきて
自然とすごく応援する気になった!
色々グラビアデビューしてから大変な事もたくさんあったみたいで、
そしてそれを正面きって赤裸々に語れる、
そういう人はやっぱり人をひきつける強さを持ってるなあと思った。

あの自虐な感じのままつっぱしるのも、アリだと思うし、
もっとプロ然としてキメキメにいくのもいいと思うし、
イイ女になってほしいなあと思いました(えらそう)
表紙撮影のとき、興奮のあまり声をかけてしまった、けど
「ありがとうございます!」って本当に嬉しそうに言ってくれて、
うーん、いい子だぁ。
ブログチェックするよ
小明ちゃんのブログ小明の秘話



・・・思い出すままにダラダラと書いてしまったが
とにかくそれだけ企画がたくさんあったという事で。
そして、そして、一番必死にがんばっていたのは
編集デザインの皆様でした
ステージ横にMacがずらーっと並んでいて、
5-6人くらいの編集スタッフさんだったかなぁ、
ものすごい形相でトークなんかする暇もないくらいの勢いで仕事してました。
永江さんのトークの時とかは聞いたそばから入力してたってことかな。
かなり大変そうな感じでした。
あの方々には本当に拍手拍手でありまする
あそこまで見せてくれてるなら、どんな風にデザインが進んでいくのか、
モニタ画面も見たかったけど・・そのへんはやっぱり秘密なのかな。

そんなこんなで最後に出演者と参加者のみんなで表紙撮影をやって、
その後はデータが印刷に送られて出力、雑誌ができあがるまで待機ということに。
おしおしで、当初の予定の20:30には余裕で出来上がらなかった。
その場にでっかいプリンタがあればホントにどんなに良かったことか残念だね。
スピードが、というよりも、最後の工程までその場で見たかったなーと・・・。

友達とガールズトーク(?)とかしながらしばらく待っていたけれど、
一向に進む気配がなく・・・・
待ち時間に元気だったら観覧車乗ってたかもな。


観覧車のふもとでおしゃべりしながら待機していた。

ピンクのシャツの方(たぶん店長さんかな)に聞いたら、
「デザインがなかなかOKがでなくて進まないんスよ~
しょうがないんですけどね」とのこと、、、
ありがちーー。
わかるけれど、どうなんだろう、
別に参加者のみんなはキレイな雑誌がほしい訳じゃなくて
リアル感の、勢いのある雑誌がほしいんじゃないかな。
結局22時30分ごろまで待っていたけれど
長時間立ってらんないし、お台場遠いので、住所を残して帰った。
うう・・・・。


もともと時間どおりにはいかないだろうなーっていう感じはイベントの最中からあったので別にいいんだ。
本番って予想してないいろんな事がおこったりワサワサするのは当然で。
前に書いた通り、目的に向かって優先順位つけないと
すべてがまじでグダグダ、な印象になってしまう。
たぶんいわゆる普通の雑誌と同じものを作ろうとしない方がいいんじゃないだろうか。
ライブ出版にはライブ出版ならではの企画、紙面づくりの方法が、
あるような気がした、
企画はむしろ数すくなく、マニアックにやるほうが向いているのかもしれない、、、

なーんて、現場の方々は本当に大変だったと思うし、
当日は学園祭のようなムードでそれなりに楽しかったし、
貴重な体験だった。
しかし正直あとあじが良くはなかった、
当日にできあがったのならば、「リアルタイム」な精神で送付してほしかった、一週間は、ちょっと長過ぎるね。
小学館まで取りに行こうかと思ったよ。

送られてきた雑誌には結局乱丁があり、それはもちろん予想されていたことだからかまわない。
そう、キレイな雑誌である必要は、たぶん2の次だと感じた。
そういう性質の出版物
とか言うとあんなに必死にやってる編集の方々に申し訳ないけど・・・。


わーい渡辺さんと一緒に写真におさまった。
「はじめてのジャズ」でタモ様や山下洋輔様と一緒におさまったのと同じ感じ


当日、帰り際にヨシナガさんと少しだけ話した。
なんか神経質さとゆるさの同居した不思議な雰囲気の方だなあ。
すごくかっこいい。
なんかすげぃテムパっていて申し訳なかった、、、
でもそんなヨシナガさんを見ていたら
次回、どれくらい進化するか、見てみたいなと思った。
そしてそのときには体調をちゃんとととのえて、もっと積極的に意見を出していきたいね

はぁなんかまとまらんけど。
自分の日記が一番遅くてリアルタイムじゃないっすな

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