Something to Feel

"I'm basically happy person."

サンセヴェリーノ@王子ホール

2009年09月26日 | 音楽
の、ライブに誘われたので行って来た。
王子ホール(銀座)もサンセヴェリーノも初体験だった。

ナニナニ・・・・
サンセヴェリーノは'61年パリ生まれ、イタリア移民の3世か。
ちょっとアナーキーな感じのキレ系(?)、かつ、ちょいワル系のオヤジでした。

やる音楽はフランスのマヌーシュ・スウィング、というのだそう。
うーん、初めて聞いたコトバだ。
リーフレットによれば、創始者はジャンゴ・ラインハルトだそうで。
あーたしかに似ているあのハイスピードな前へ前へ行くリズム。

編成はサンセヴェリーノがヴォーカルとギター、
他にギターが2人、ベース(ウッドベース)、ヴァイオリン。

ドラムがいないのに本当に乾いたギターがどんどんリズムを生み出していくのだー。
サンセヴェリーノは裸足、足で床をたたいてリズムとりまくり。

喋っているのか、歌なのか、なんだか分からない状態から
気がつけば曲が始まっていたりする。
クラリネットやトランペット、トロンボーンとか、
他の楽器のアドリブっぽい事もたくさんやる。
宮迫とぐっさんのコントであった「てめえ口でやってんだろ」的な。(古い)

完全に音楽が常に流れていてそれをただ出して行く、出ちゃうって感じ!
キタナイ声からソフトで美しい声まで自由自在、ギターもうまいし。
全体的にとても湿度の低い乾いたサウンド。
3人でリズムを奏でるのはなかなかの迫力、
それをベースがクールに支えて、その上に小粋、なヴァイオリンが流れる。
おしゃれー、だけどトガってるとこもある。不思議な音楽だな~。
ジャンゴの音楽はCD1枚しかきいたことないんだけど、
それより、フランスっぽい感じ。(抽象的な感想だな)
言葉のせいかなフランス語。
アンコールではコーラスをフェイドアウトさせながら舞台から姿を消すというオッサレーな演出もあったりした。

歌詞がぎっっっっっしり詰まっていて、
MCもぜーんぶフランス語、なんと致命的
全く言葉が分からなかったのが本当に悔やまれる。
彼の音楽は言葉が命かもかも
ジャポネ、しかわかんなかったよ

最初の2曲はソロだったんだけどこれが激しくてのっけからビビった。
大丈夫かこのしと?ってくらいにやりたい放題で。
ひとつの線上にある、歌も喋りも楽器も。すごいオッサン。

<!-- サンセヴェリーノ -->


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