粘菌の特性「交通網整備に」(中国新聞) - goo ニュース
ただ、人間の作った交通網は、一度に体系的に計画して作り始めたものではないというのと、作った後に位置を変えられるものではないから、粘菌に比べるとそもそも条件が悪い。
粘菌というとついついナウシカを思い出す。何となく得体のしれない、我々とは全然違う構造の生き物の代表格のようなイメージ。湿度が高い地域では、ごく稀に、ある日突然庭にどばーっと色鮮やかな粘菌が広がっていることがあるとか。いきなりそんなのを見たら、エイリアンかと思うだろう。実際、『太平広記』などに記述のある「太歳」(地中から掘り出される肉塊)は、巨大な粘菌だったのではないか、という話もある。
しかし、その効率的なシステムはやはりすごい。粘菌コンピュータなるものの構想もあるという。「賢い」という表現は適当ではないだろう。むしろ、一旦どばーっと広がるという絨毯爆撃的な力技を用いて、最終的に最短経路に集約するのだから、余計なことを考える知能がないからこそできるのだと言える。徹底して一つの行動原則を遵守するのだから、迷いや矛盾がなく、一貫したシステムを実現するのではないだろうか。
こんなサイトもある。大学が作ったにしてはしゃれている。
南方熊楠にも見せてやりたいものだ。
粘菌生活
ただ、人間の作った交通網は、一度に体系的に計画して作り始めたものではないというのと、作った後に位置を変えられるものではないから、粘菌に比べるとそもそも条件が悪い。
粘菌というとついついナウシカを思い出す。何となく得体のしれない、我々とは全然違う構造の生き物の代表格のようなイメージ。湿度が高い地域では、ごく稀に、ある日突然庭にどばーっと色鮮やかな粘菌が広がっていることがあるとか。いきなりそんなのを見たら、エイリアンかと思うだろう。実際、『太平広記』などに記述のある「太歳」(地中から掘り出される肉塊)は、巨大な粘菌だったのではないか、という話もある。
しかし、その効率的なシステムはやはりすごい。粘菌コンピュータなるものの構想もあるという。「賢い」という表現は適当ではないだろう。むしろ、一旦どばーっと広がるという絨毯爆撃的な力技を用いて、最終的に最短経路に集約するのだから、余計なことを考える知能がないからこそできるのだと言える。徹底して一つの行動原則を遵守するのだから、迷いや矛盾がなく、一貫したシステムを実現するのではないだろうか。
こんなサイトもある。大学が作ったにしてはしゃれている。
南方熊楠にも見せてやりたいものだ。
粘菌生活
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