道草あつめ

日常思いついた由無し事を、気ままに拾い集めています。

魂の軽さ

2010-01-26 21:02:34 | その他雑記
裏の駐車場に住んでいたノラ猫が、今朝、死んでいた。
市役所に連絡して、引き取ってもらった。
その後どうするのかは詳しく聞かなかったが、
どうも専用の場所があるらしい。

段ボールに入れる際に死体を持ち上げたのだが、
意外と重い。

葬式で人間の死体を持った時も重かった。
動かなくなった死体というのは、生前よりも重く感じるものだ。


「魂の重さは21g」という都市伝説があったが、
私が設定を作るなら、「-21g」にするだろう。
少なくとも、空気よりは体積あたりの重量を軽くする。

「魂魄」という考え方では、
死後、「魂」は天に昇り、「魄」は地に沈むという。
ならば「魂」は空気より密度が低くて然るべきだし、
その方が死体の重さも説明できる。
「魂は天国に行く」という言い方でも、
やはり魂が軽いに越したことはないだろう。



そういえば、まだ見終わっていないが、
「ベンジャミン・バトン」には、人の死が数多く描かれている。
淡々としているが、それがまたリアルに迫ってくる。
どんどん若返る男という数奇な設定というよりも、
周囲の死の方が主題なのだと分かってきた。

話はそれるが、
ブラピは老人を演じている方がハンサムに見える。

もっとそれるが、先日、「Mr. and Mrs.スミス」を見た。
調べてみると、この映画がキッカケで、主演俳優二人は本当に夫婦になったらしい。そして、つい最近破局したとかしないとか。

結婚も浮気も離婚も、生きていてこそである。

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