ポレポレ隊が行く! 

ようこそポレポレワールドへ!
家族で歩いた山の報告です。
  ◆ポレポレとはスワヒリ語で 「ゆっくり」 の意。

▲グルッと好展望 男山 <前編>

2012-05-04 05:00:00 | ▲2012年山行報告

歩いた日 2012年4月29日(日)

GWが始まりました。

気象予報士の発する言葉に一喜一憂しながら 全国の山ヤさん、西へ東へ大移動・・・?

かなり前から隊長のリクエストがあった 「男山、天狗山」

私の苦手とする岩岩の山なので、ずっと尻込みしてきました。

だけど、日頃頑張っている彼の希望を叶えてあげたい、と 先輩のアドバイスを元に前向きに検討。

特にどっちに登りたいの? の問いに 「男山!」 と即答した彼。

ここのところ、ハイキング程度しか歩いてないし、

パパもママも自信がないから そっちだけでもいいならOK.

ということで出発しました。

久しぶりに午前3時に車に乗り込み関越道へ。

 

 

 

 

 

妙義のシルエットを見ながら朝日を待ち伏せ。

・・・・

実はこの時、あの金沢発TDR行きのツアーバスとどこかですれ違っています。

藤岡jctを通過したのは私たちの方が少し早かったはず。

まさか同じフリーウェイであんな大きな事故が起こるとは。

楽しい計画いっぱい詰め込んで走っていただろうにな。

でもこれは人ごとではありません。

パパも年を重ねるに従って暗いうちの運転は怖いと言うようになりました。

気持ちにも時間にも余裕を持って無理のない行動を心がけたい。

山も平地も高速も。

 

 

 

 

 

佐久平PAで朝食を。

 

 

 

 

佐久jctから中部横断道へ入ります。

この道、初めて通りました。

 

 

 

 

 

突然のミルキーカラ―にちょっとビクビクしながら 佐久南ICで下車。

 

 

 

 

 

 

たどり着いたのは、立原高原キャンプ場。

この山に上がる場合の一般的な登山口は馬越峠ですが、隊長の提案で今日はここから。

何がいいって広い! そしてトイレがある。

しかし地図(山と高原地図 金峰山、甲武信)を見ると難路表示、しかもコースタイムも書いてない・・・

実際に歩かれた方のレポを見た限りでは特に危険な場所もないと判断し、決行。

 

 

 

 

 

「天狗山」の文字を見つけ一安心。 

 

 

 

 

今日の手ぬぐい、鯉のぼり。 

 

 

 

 

 

最初はログハウスの中をカーブしながら道なりに上って行きます。 

 

 

 

 

 

わおっ! ふきのとうをこんなに良く見たことなかったかも。

普段は花が開かない状態ばかりだものね。

まあるくて可愛い!

 

 

 

 

 

地図で確認。 特に危ないとか書いてないから大丈夫でしょう。 

 

 

 

 

 

ここから登山道が始まります。 

 

 

 

 

 

そのまま真直ぐ進みそうですが ここは左へ。 

 

 

 

 

 

目立たないけど しっかり表示ありました。

 

 

 

 

 

朝陽を浴びながら。 

今日は暑くなりそうな予感。

 

 

 

 

 

岩が多い上りですが 苔の緑がなんとも言えない色味を加えていました。

雨の後は滑りそうですが 私はけっこう好きな雰囲気。

 

 

 

 

 

樹間に天狗山を望みながら小休止。 

 

 

 

 

 

青空がうれしい。

 

 

 

 

 

急ではないけど上りがずっと続きます。

 

 

 

 

 

1時間くらいしか経ってないのに パパもママもお疲れモード。

どんだけ弱っちい夫婦なんだ。

 

 

 

 

 

でも行きます。

前へ。 

 

 

 

 

稜線の匂いがする。

 

 

 

 

 

駐車場から1時間10分ほどで分岐到着。

地図のあの破線の部分、これにて終了。 

危険箇所等はありませんでした。

左へ行くと天狗山。 右へ行くと男山。

隊長には 

「もし男山からここに戻ってきた時点で余力があったら天狗山もアリだけど、期待はしないでちょうだいね」

と話したのですが、

 

 

 

 

 

これを見た段階で パパも私も 〝多分・・いや、絶対に天狗はないな・・・″

と 確信しておりました。

 

 

 

 

 

とにかく目的の男山へ向かおう。

 

 

 

 

 

そこまでだって不安なんだから。

 

 

 

 

 

いや、そんな自信のないことでどうする。

 

 

 

 

 

だんだん岩の世界に入ってきました。

 

 

 

 

 

こんな岩を見ると

 

 

 

 

 

ついやりたくなっちゃうんです。

年を考えなさい、って声が聞こえてきそう。

 

 

 

 

 

急に開けた。

すぐ前は断崖絶壁。

 

 

 

 

 

こんな景色が広がってます。

瑞牆はなんとか同定できる。

 

 

 

 

 

こうするとわかるかな。

雪が目立っているのは金峰山。

そして・・あら?  瑞牆と重なってうっすら見えるのは・・・

 

 

 

 

 

富士さ~~~ん!!

嬉しいです。

 

 

 

 

 

早く頂上から観たいね。

 

 

 

 

 

岩の後はこんな優しい道。

 

 

 

 

 

登ります。

 

 

 

 

 

また稜線に出た隊長から何やら感動の声が。

なに?なに?

 

 

 

 

 

男山の向こうに八ツの雄姿が!!!!!!

 

 

 

 

 

そして後ろを見ると 天狗が ドカン!

 

 

 

 

 

頂上への逸る気持ちを抑えながら確実に進みます。

 

 

 

 

 

待ってろよ、八ツ。

 

 

 

 

 

あらよっと。

 

 

 

 

 

どっこいしょっと。

 

 

 

 

 

バランスとって。

 

 

 

 

 

しゃくなげの時期はさぞかしきれいなことでしょう。

 

 

 

 

 

あといくつの上り下りであの景色を得られるのか。

 

 

 

 

 

期待を胸に。

 

 

 

 

 

あの鞍部が分岐だったんだよね。

 

 

 

 

 

 ゴルフ場が手に取るよう。

プレーしてる人から こっちは見えるのかなぁ。

 

 

 

 

急降下、気を付けて。

 

              <中編> につづく・・・

 

 

 



最新の画像もっと見る