
人気のないマダンの森の中に、ひっそりとたたずんでいた一〇〇式重爆撃機「呑龍(どんりゅう)」。
このあたりは、第二次世界大戦時日本陸軍の空港があった場所ですが
いまは背高い草に覆われて、その面影をまったくとどめず光と静寂に包まれています。
ところどころに草の生えない池があり、それは空爆の跡だそう。
爆弾の薬品や土壌を深くえぐりとる衝撃から、植物が根付かないそうです。
森をうるさいばかりにこだまする蝉の合唱が、御霊を弔うお経のようにも聞こえました。

戦争に思いを馳せる時間もあり、マダンはまたダイバー垂涎の町でもあるのです。
純粋に感動できる多種の魅力が混在しています。
ピコパンダもいろいろな思いで混乱して(ワニに食べられちゃった)・・・・?!

うわー行きたくなってしまいました!
コメントありがとうございます。
呑龍はマダン空港から20分ほどの、国道横の草むらを分け入った森の中にいました。
地元のこどもが遊び場にするでもなく、たまに日本人や豪米人が観光でやってくるのを静かに待っています。機体の周りだけ狭く拓いてあり、木々をぬってスポットライトのように差入る南国の日差しとの調和が宮駿監督の作品を彷彿させます。
太田の呑龍様にも「マダンで会ってきました」と一度ご報告にうかがわないといけませんね。
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