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といかわゆみこのピコパンダ・旅歩き食べ歩き

旅紀行・グルメ情報を、旅行会社社長、といかわゆみこと相棒のピコパンダがお送りします。

マダンの魅力いろいろ

2010年10月21日 | 旅行

人気のないマダンの森の中に、ひっそりとたたずんでいた一〇〇式重爆撃機「呑龍(どんりゅう)」。
このあたりは、第二次世界大戦時日本陸軍の空港があった場所ですが
いまは背高い草に覆われて、その面影をまったくとどめず光と静寂に包まれています。
ところどころに草の生えない池があり、それは空爆の跡だそう。
爆弾の薬品や土壌を深くえぐりとる衝撃から、植物が根付かないそうです。
森をうるさいばかりにこだまする蝉の合唱が、御霊を弔うお経のようにも聞こえました。



戦争に思いを馳せる時間もあり、マダンはまたダイバー垂涎の町でもあるのです。
純粋に感動できる多種の魅力が混在しています。
ピコパンダもいろいろな思いで混乱して(ワニに食べられちゃった)・・・・?!



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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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航空マニア垂涎の場所ですね。 (小熊啓之)
2010-10-25 01:33:41
百式重(キー49)と言えば中島飛行機が製造した唯一の陸軍正式重爆です。生産数も非常に少なく、資料も希少な飛行機です。残骸とはいえ実機が残っていることが奇跡です。本機はラバウルから遠くオーストラリアのポートモレスビーの攻撃に活躍した機体です。呑龍というのは中島飛行機があった群馬県太田の呑龍様に因んだものです。
うわー行きたくなってしまいました!
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訂正しますね。 (小熊啓之)
2010-10-25 01:50:07
ポートモレスビーはオーストラリアではなく、ニューギニアですね。現在のパプアニューギニアの首都ですね。モレスビーを防備していたのは当時の豪州軍でした。念のため訂正しておきます。
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呑龍、雨ざらしですが綺麗でした (ピコパンダ)
2010-10-26 15:38:58
小熊啓之様
コメントありがとうございます。
呑龍はマダン空港から20分ほどの、国道横の草むらを分け入った森の中にいました。
地元のこどもが遊び場にするでもなく、たまに日本人や豪米人が観光でやってくるのを静かに待っています。機体の周りだけ狭く拓いてあり、木々をぬってスポットライトのように差入る南国の日差しとの調和が宮駿監督の作品を彷彿させます。
太田の呑龍様にも「マダンで会ってきました」と一度ご報告にうかがわないといけませんね。
★ヘタな写真でもよろしければ、大きな画像をお送りします。ご連絡ください→picoclub.picotour.co.jp
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私も訂正します (ピコパンダ)
2010-10-26 15:40:39
アドレス、間違えました。
正)picoclub@picotour.co.jp
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