徒然なるまゝによしなしごとを書きつくる

旧タイトル めざせ、ブータン

太陽の北極域で異例の磁場反転

2011年09月02日 | 物理

 2008年以降、太陽黒点数が異常に少ない現象が報告されているが、ここに来て異例の展開を見せている。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110901-OYT1T01005.htm?from=main5

黒点数減少は地球寒冷化を招くと多くの学者が指摘している(スベンスマルク、丸山等)が、太陽内部で大きな変動が起きていることは確かなようです。

太陽活動が低下すると太陽風が弱まり、深宇宙線が地球に到達する確率が増える。それにより大気中の過飽和水蒸気を刺激して雲を作り寒冷化が進む(スベンスマルク説)。また地殻内マグマやプレート界面に到達した宇宙線が過飽和ガスを刺激して、大地震や火山噴火を引き起こす(丸山説)。また、太陽黒点と経済活動は理由は判らないが、かなりハッキリした相関があり、黒点数減少時には景気は後退する。

現在、景気後退や地震多発、火山噴火などの現象が明らかに起っており、これらが太陽活動と因果関係が有りそうだ、という事はうなづける。一旦この状態になると20-30年は続くだろうという見解もある(丸山)ので、人類にとってしばらくは、辛い時代が続くのかもしれない。