今日2件目は船橋市東船橋に御伺いしました。
この前の強風時からTV東京が受信できないという事でした。
東船橋=電波の良い場所 というイメージがありどこかの接触不良?
などという、甘いイメージで御伺いしました。
パっと見ですぐイモ結びが目に入ります。 その事を考えTV端子でまず測定します。
23chのLVは撮り忘れましたが、27dBμV CNは14,9dBです。
この状態で受信できている事自体が奇跡です。><
24chも悪く、その他のチャンネルは電波が弱い物のCNは30dB近くありました。
屋根に上りまずこの状態のアンテナ直下のLVを確認します。
まずイモ結びのところで測定します。
それにしても支線はゆるゆるで、そよ風程度でも揺れています。><
45.6dBμVです。 TV端子で27dBμV 減衰は18dBです。
他のチャンネルは54dμV TV端子で42dBμV 減衰は12dBです。
23chのみ減衰が大きいようです。
混合器です。 蓋を開けて電波を測定します。 故障していないか?
写真忘れました。 48dBμVでした。 挿入損失が2dBで少し大きいですが
故障はしていないようです。
アンテナの方向や高さを変えようとしたら、
ポキッと折れてしまいました。
正確には測定していませんが、この場所で高くしたり低くしたりしましたが、23chに関しては、
問題外でした。 よって立て直しとなりました。
今日施工する前に、お父様に立て替えても良いよといわれていたのですが、
なんとか方向調整で済めばと思っていましたが立て直しとなってしまいました。
屋根馬、マストも錆があまりなく少し勿体無いですが、移動するなら全てやり直したほうが、
お得です。 あまり金額がかわりません。
ただ、マストリングはかなりの錆です。
支線の取る方向もちょっと不安でした。
電波測定開始です。
今まで建っていた高い屋根の部分では1.8mの高さでは23ch TV東京が全滅です。
3.6mまで高くすれば良いかも知れませんが、1.8mで受信できそうな場所を探しました。
同軸が雨どいの外側から回りこんでいますので、こちらも手直しします。
アンテナはスカイツリーを正面にみて少し左側なのとTVは2Fと1Fに各1箇所づつ。
現在1FでしかTVを見ていないということで、オールの20素子を使用して、
指向性をブロードにしました。(来年1月からスカイツリーから電波が出るのでかなり改善されると思います。)
辛口表示のSONYの簡易メーターです。 ^^v
もう一度屋根に上り微調整をします。
時間がたつとCNの劣化は見られないものの、BERが少し発生します。
遅延プロファイルで確認すると、大きな遅延波は見られるもののGI内に納まっているので
問題ないでしょう!
屋根馬の股にはいつものように、支線で補強します。
既存のアンカーは下段用に使用して、下段5本 上段4本の合計9本ステーの
頑丈仕上げで施工完了です。
綺麗にアンテナが建ちました。
最後にTV端子で測定します。
24chがBERは0ですが、CNが26dBになっています。
天井裏の屋内2分配器か同軸で少し劣化してしまったようです。
この後再度屋根上で24chのCNを測定しましたが、やはり30dBあります。
電波が以前より断然全てのチャンネルにおいて改善されていますが、ちょっと予想外でした。
今回は超高性能のU20TMH,もしくはブースターの追加を考えましたが、
まさか立替工事になるとわ思っていなかった事と、来年かなり改善される事を考え
今回は標準工事に納めました。
(電波が弱いとはいえTV一台ですかね。 ブースターは今回は見送りました。 )
今までCN14dB前後でギリギリ映っていたのですから、
それから比べればCNR10dB=10倍改善されているので、まず問題ないと思います。
TV端子で43dBμV CNが26.7dB~となりました。
もし、何かありましたらお気軽にお問い合わせください。
今回は増田デンキにご依頼いただきまして、誠に有難うございました。