カウンセラーの ひとりごと

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区別の先に差別がある

2020年06月16日 | ひとりごと

 

犬好きの人と猫好きの人が、

犬と猫ではどちらの方が賢くてかわいいのかを

アピールしているうちに、

相手の好きな犬の欠点や

猫のだらしなさを指摘してしまうことがある。

 

そして、自分のアピールを正当化するために、

「犬が好きなんてきっと○○なんでしょ」とか

「猫が好きなんて△△としか思えない」と

相手を蔑むような見方をすることもある。

 

はじめはただ犬好きと猫好きの区別をして、

犬と猫の賢さとかわいさをアピールしていただけなのに・・・

 

便宜上作った境界線が

現実の境界線になってしまった。

 

たぶんこれが差別なんだと思う。

 

「あっち」と「こっち」、「あれ」と「これ」って

区別をする言葉があれば、そこに境界線は作られてしまう。

 

ただ、この境界線があることが問題ではなくって、

境界線の「あっち」と「こっち」で、

優劣をつけたり、善悪を主張したり、序列を作ろうとしてしまうこと。

 

つまり、区別に別の意味を加えてしまうこと。

これが問題を作り出すんだと思うのです。

 

 

 

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