カウンセラーの ひとりごと

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そもそもストレスって何?

2012年09月01日 | 独り言
ストレスマネジメントとかメンタルヘルスという言葉を耳にすることが増えてきたように感じます。
それだけストレスを抱えている人や、心がすっきりしていない人が増えているのだと思いますが、
どんな時代でも一生懸命頑張っている人ほどストレスを持ってしまうようです。
これから少しずつストレスについて書いてみようと思います。

そもそもストレスって何?

当たり前のことですが、現状で満足しているときはストレスは持たなくてすみます。
しかし、常に満足した生活をするほうが難しく、日常生活をしているといろいろな場面で
「もっと○○したい」「もっと△△してほしい」という気持ちが出てくることがあります。
自分の中に「理想」が芽生えた瞬間です。

「理想」にはいつか叶えばいいなという「夢」の状態のものと、
なんとかして叶えたい現実に手に入れたいものの二通りあります。

「いつかはマイホームを持ちたい」「いつかは周りのみんなを見返してやりたい」
というようないつか叶えばいいなという「夢」であればストレスにはならずにすむのですが、
「もう少し話を聞いてほしい」「もう少し手伝ってほしい」というようなすぐにでも叶えたい理想はストレスになりやすくなります。

理想が叶うと自分の生活がもっと向上する、もっと良くなる状態のはずです。
そのため、すぐにでも叶えたい理想に気づいてしまうとそれを放ってはおけなくなってしまい、何とかして理想の状態に近づけないだろうかという思いが強くなりだします。

これがストレスと言われているものです。

現状を理想の状態に近づけたい思い、少し言い換えると自分の生活をもっと向上させたい、もっと良くしたい、という向上心や成長心がストレスなのです。

だから、頑張っている人、頑張ろうとしている人ほどストレスを持ってしまうのです。