主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

クリア後感想~ファイナルファンタジー13

2010-02-01 14:08:17 | クリア後感想
現在、「せっかくPS3買ったのだから、どっちか買いたいよなあ」という誘惑と戦っています。
他の面白いRPGでもいいのだけど。

*タイトル
「ファイナルファンタジー13」

*ストーリー
天空に浮かぶ楽園「コクーン」に生まれ育った女性ライトニング。
ある目的(これだけネットであれこれ出回っているのに隠す意味があるのかどうかわかりませんが、一応伏せる)の為に、最近見つかった、コクーンの敵・下界「パルス」のファルシ(ファルシはどちらの世界にもいる。コクーンのファルシは自らの世界を守るのが目的のよう)の元へ向かっていた。
彼女になりゆきで同行することになった男性サッズ。
行き先を聞いた途端、驚くも彼にもファルシの元に向かうだけの理由があった。

婚約者がパルスのファルシのルシ(ファルシが目的を果たすために、その道具として選んだ人間。その目的・使命を果たさないと魔物になる。しかし、達成すると永遠を得ることができるという)にされてしまい、ファルシ内に捕らわれてしまったのを助け出そうとするスノウ。

そのスノウの言葉により、パルスへとパージされるのに抵抗し、聖府軍に向かった母が死んでしまい、スノウを憎悪する少年ホープ。
たまたまホープの側にいて、彼を励まし、「スノウに言いたいことをぶつけよう!」とファルシに向かうスノウを追いかけることを提案した少女ヴァニラ。

彼らがパルスのファルシ内で出会った時に、彼らは過酷な運命へと追いやられるのであった。


始まりはこんな感じ。
一応主人公はライトニングのはずですが、序盤は、この3グループの視点で物語が進みます。
いや、中盤までと言っても良いかな。
メンバーが勢揃いするのにかなり時間がかかります。
勢揃いしてからは、私はずっと横道をやっていたのですが、そこを抜いて冷静に考えてみると、勢揃いしてからラストまでのストーリー自体は短い!(移動距離は長いけど)
そのストーリー(キャラクターの心情)も半分ぐらいはゲーム上ではなく、「クリップ」というメニュー画面で確認できる粗筋のようなもので説明されている気がします。
これは、ちょっと物足りないですよ。
ちゃんとゲーム画面上で見たい。
こういうのは声やムービーが付く弊害なのかしら?

ストーリー上の不満はもう少し。
とにかくメインキャラ以外の人がいないも同然。
RPGは町に住む人に話しかけるのも楽しみの1つですが、はっきり言ってほとんどいない。(ついでに話しかける必要もない。近くを通ると声つきでしゃべり出す)
公式サイトでサブキャラクター的に紹介されている人々も、「イベント発生の為だけに出てくるキャラ」であって、主人公達に大きく絡んでくるという感じではないです。
主人公達とラスボス様(仮)だけしかいないような勢い。
これも物足りない感を誘います。


*システム
どうしてもここを突っ込まずにいられません!
アイテムなどの買い物はセーブポイント内のお店で行われます。
今回は武器とアクセサリーのみが装備品。
それは、まあいいです。
不思議なのは「コクーン」と「パルス」どちらの対立・敵対する世界のセーブポイントに行ってもお店が同じであること。
一体、そこら辺の設定はどうなっているのだろう。
私、クリップのどこかをしっかり読んでいない?

すいません。
システムとはあまり関係無いけど、どうしても気になって・・・。


では本題、まず成長システムから。
今回はレベル制ではありません。
戦闘で貰えるCPをつぎ込んでステータスアップや使用出来るスキルを増やしていくという、ほぼ10の見た目がとても綺麗になったスフィア盤。
(硬質な透明感ある物体がとても綺麗)
進行方向はロール(今までで言うジョブですね)ごとに、多少の分岐はあるもののほぼ一本道。
これは別に可もなく不可もなくといったところ。
ただ序盤は無闇にCPをつぎ込むと大変なことになるかもしれません。
ボス戦で「あっちではなくてこっちを育てていけば良かった!」と思うこともありました。
(地味に稼ぎにいけばいいのですけど、状況によっては厳しいかも)

戦闘は12からまた大幅変更。
各キャラごとにロールが割り振られ(このロールの種類&数&レベルはストーリー進行に合わせて解放される)、そのロールを組み合わせたオプティマをあらかじめ5つ設定。
戦闘はそのオプティマの操作と、リーダーの操作で行われます。
リーダーは使用コマンドの入力や使用タイミングなど操作可能。
(でも、自動で適切なのを選ぶ「たたかう」が一番無難)
その他のキャラは自動です。
1度弱点や有効なスキルが分かれば、自動で使ってくれる優秀さがあります。
ただし、回復や補助魔法は好みの優先順位で使ってくれませんが。
(私にはケアル>エスナなのが特に困りものでした)
ボス戦ではオプティマの駆使が重要。
キャラはロールごとに使えるスキルが違うので、適切な組み合わせを考えたオプティマをあらかじめ入れておかなければなりません。
入れ損ないを考慮してか、戦闘のリスタートが簡単なのはありがたかったです。

また物語が進むにつれ、各キャラに対応した召喚獣が利用できるようになります。
(ただしリーダーの召喚獣しか喚べません)
召喚獣を喚び出しての戦い方は一緒に戦うと乗って戦うの2種類。
が、この件に関して、私はあまり言うことがありません。
強制以外では、ほとんど喚び出していない・・・。
「仲間2人が死んだり瀕死の時に喚び出すと、帰還後、2人は全快している」を利用するためだけにしか喚んでいません。
言えるのは出てくる時も変える時も「ムービーが長い」と言うことだけです。
(ショートカットキーを押してもある程度は残る)

と、最終的には上の形になるのですが、ここまで操作が出来るようになるのにとても時間がかかります。
最初のうちは「たたかう」を連打するのみです。(無理にコマンドを使ってもいいけど、時間が無駄にかかるだけだ)
少しずつ慣れていくようにという配慮なのかもしれませんが、ゆっくりすぎかも。

最近のゲームは、これが多いですね。
このゲームも拾った素材で装備品の改造が出来ます。
色んな種類の素材があるけれども、実はどれを使ってもほぼ同じ。
経験値の量と機能(3種類)が違うだけです。
MHP2GやSTRANGE JEOURNEYで素材集めに苦労している私に言わせれば「いっそ清々しくて素敵です」。


*まとめ
やっと発売されたFF13。
とにかくムービーとゲーム上の背景の美しさが際だちます。
(時々、キャラのマネキン臭がきつく感じることもありましたが)
そんな美しい世界を移動&戦闘をするのに、ロードが無いも同然なのは感動的です。
(章が変わる時、地域が変わる時やスタート時のロードはそれなりに時間がかかります)

が、その世界を歩き回る為のストーリー自体は短め。
しかも、その行動も、「自分達の意志で!」とか言っている割りには、ほぼラスボス様(仮)の掌の上で踊っていたも同然のような・・・。
とにかくゲーム画面上でのキャラの行動&心情の説明不足が気になります。
イベントは絵になる、いい台詞があるようなシーン、わかりやすいシーンのみが使われている気がしてきます。

更に、その綺麗なマップの移動も決められた場所を除いてたった1回のみ通行可。
(代わりに、置いてある宝箱も後で簡単に入手できるものや改造素材が多い)
勿体ないです。

短いストーリーを補うように存在するのがミッション。
グラン=パルスに降りると多数のミッションを受けることが出来るようになります。
やらなくても良いのですが、良いCP稼ぎ&アイテム稼ぎになりますし、「断章」というこの世界の過去の出来事・事象・神話などが書かれたクリップに追加され、より物語の理解を深めることが可能となります。
一部の敵はラスボスより強いので、「クリア後のお楽しみもある」ということで。
ただしトロフィーコンプはかなり大変です。
お金稼ぎ的に。
結局アダマンを狩る以外、効率の良い敵がいないのですよね。
そのアダマンを普通に倒せるようになるのも大変です。
(多分。私自身はトロフィーは71%しか集めていません。アダマンはデスでしか倒していません。CPを全部埋め、全ミッションを普通にクリアだけで力尽きました。)

戦闘はアクションではないけれど、ボス戦でのオプティマ操作にはそれなりに反射神経は必要かも。
召喚獣との戦闘は時間制限があり、なおかつリーダーが死んでもゲームオーバーなので、かなり心臓に悪いです。
雑魚戦では反射神経が必要なほどではないですが、オプティマ操作は必要。
今回ほど補助&妨害・弱体が必要だったことはないのではないかしら。
そして、その戦闘は面白いけれど、面白いと思えるまでに時間がかかるというのが最大の難点。

今回のFFはストーリーは2の次、綺麗な風景&ムービー、なかなか面白い戦闘(ただし、そこまでに10時間以上掛かる)をやってみたい方用と思いました。
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