主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2016-07-09 12:51:09 | 読書
東京では雨が降らずに、渇水の心配がされているそうですが、こちらはよく降ってますよ。
今日は曇っていますが。
合間の晴れ間は日差しがきつく、雨の日との差が辛い。



前回に引き続き
阿部智里さんで『空棺の烏』
シリーズ第4作
日嗣の御子に仕えると決めてからの雪哉の有能っぷりと真摯な態度が明らかに。
前巻から第1巻でお后候補の1人としてメインキャラだった真赭の薄がお后となった浜木綿に仕える女房として出て来ましたが、今回は彼女の弟も登場。
姉弟で日嗣の御子に仕えることになりそうです。
登場人物も増え、真の王たる金烏の秘密が明らかになり、また敵対する勢力である猿の側にも謎の人物?が登場。
いよいよ盛り上がって参りました感です。
完結まで順調に進んで行ってくれることを期待。
ついでに、このままファンタジー路線でお願いしたい。割とよく見るSF的オチ(別の高度文明の実験世界的なやつね)にならないで欲しい。


堀川 アサコ著『おせっかい屋のお鈴さん』
両親の離婚で、2歳の時から全く会っていなかった父からの手紙を受け取ったカエデ。
死の床で書いた手紙でしたが、その内容ときたら小学生レベルのもので呆れてしまったが、とりあえず墓参りにわざわざ出かけて行きました。
そして、墓所があるお寺で余所のお墓にうっかり躓いてしまったカエデ。
そのせいでそのお墓の主、江戸時代のとあるお店のお嬢様お鈴に取り憑かれる羽目に。
お鈴が成仏できない未練-許嫁が別の女と駆け落ち-を断ち切る為に、彼らの生まれ変わりを探してくるように言われるのでした。
お鈴が死んだ数日後、卒中で死んだが、お鈴が気の毒で成仏できない忠義者のじいや重兵衛、カエデの彼氏でお人好しのこんちゃん。
4人?+お寺のラジオ体操仲間のお爺さん達を交えての人情物語の短編集です。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お久しぶりの本日の読書 | トップ | 暑中お見舞い »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
八咫烏シリーズ (あるひ)
2016-07-11 08:14:44
八咫烏シリーズの短編「しのぶひと」が「オール讀物」7月号に載っていますが、読まれましたか? いずれ短編集が出ないかと期待しています。とりあえず新刊は予約して楽しみに待っている本読人です。
返信する
初めまして (ペンタ)
2016-07-11 16:02:49
こんにちは。
情報ありがとうございます。
全く気付いていませんでした。
私も短編集を期待して待っておきます。
シリーズ開始から読んでいますが、思いの外、長いシリーズになりそうですね。
久しぶりに先が楽しみな本が出て来て嬉しいです。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事