主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

クリア後感想~零の軌跡

2011-08-22 12:52:45 | クリア後感想
いよいよ続編が出る前に間に合ったわ。
が、「碧」はその次前まで積まれるよ、きっと。(次で終わりって事は絶対にないよね)

*タイトル
「零の軌跡」

*ストーリー
事情があって故郷クロスベルを離れていたロイド。
数年ぶりに、新設された特務支援課所属の警察官として帰郷した。
特務支援課、クロスベルにおいて絶大な人気と信頼を誇る遊撃士協会から少しでも警察の信頼を取り戻せたら、という名目で作られた部署である。
ロイド以外にも様々な悩みや事情を抱えた3人の若いメンバー達が同じく新人として派遣されていた。
同僚達はやがて信頼出来る仲間となり、彼らと共に、政治的事情により悪が悪として追求されないクロスベルの闇を見つめながらも、正義を貫ぬいていく。

「空の軌跡」シリーズの続編になりますが、舞台もメインキャラも一新されました。
主人公が遊撃士から警察官に代わりましたが、上の事情でやっていることは変わりません。
一応、警察官らしく、推理イベントが加わりましたけど。
中盤ぐらいまでは、お使いイベント的な物がほとんどで、少々だれるかも。
中盤でキーパーソンが登場してから、物語が急加速で進んで行きます。
が、「空」から続く結社関連の伏線はほとんど回収されず、新たに謎が加わり、まだまだ「軌跡」シリーズは終わらない、と思わせられます。


*システム
SCの時も3rdの時も書きましたが、戦闘システムは、ほぼそのままです。
変わったのはATボーナス。一斉攻撃が追加され、DEATHとVANISH、GUARDが一部ダンジョンでのみの出現となったこと。
もう一つは、コンビクラフトという仲間との協力クラフトが追加されことです。
シンボルエンカウントのシステムも多少変更。
シンボルへの当たる方向、背後から攻撃して気絶させる、などで戦闘開始の状況が変化するようになりました。
戦闘の難易度はノーマルでも低め。
しかし、後半は敵のHPが高めで、通常攻撃の威力が低めなので雑魚もサクッとは倒せません。
ただし、コンビクラフトの威力はかなり高め。
後半のボスはほぼコンビクラフトが必須となるので、難易度によっては開始前にCPを貯めるなどの工夫が必要かも。(ノーマルではしなくても問題ない)
次回作への引き継ぎ要素があるので周回プレイをしておくと、良さそうですが、前作シリーズに比べて周回プレイは簡単にはできません。
実績という各種やり込み要素で取得できるポイントで引き継ぎ要素が選べるようになりました。
軌跡シリーズはストーリー重視でバトルは多少緩め、お手軽プレイ、というのが良いところ、と勝手に思っていたので、正直要らない要素と思いました。

*まとめ
舞台、メインキャラクターを変えることにより、より物語が幅広い物となりました。
新たな謎を加え、次回作へ、物語のクライマックスへの期待をもたらしてくれる作品です。
要するに「軌跡」という大きな物語の第2章序章という感じで、開始時から中盤までは淡々と日々が過ぎてきます。後半でやっと物語が動き出しテンポがよくなります。
が、物語のテンポは上がる頃には戦闘のテンポが今一つになってきます。
そして、物語が動き出すとイベントが長くなり、30分近くバトルが無し、なんてこともザラ。
更にイベントが終わってダンジョンに行くと、広く、敵が固くなって、今度は戦闘ばかり。
私には、ちょっと緩急が極端すぎるという印象でした。
(でも、イベントは省略する訳にもいかないような内容なのよね。なのでマイナス要素とも言いにくい)
本作をする上で、前作シリーズを終えている必要はありませんが、次回作の予告を見ると、やっていないと多少付いて行きにくいかも?
ストーリー重視の壮大なRPGを楽しみたい方は次回作と一緒にどうぞ。

と感想が終わったところで、一言。
ここまで広げた風呂敷が次回作で畳めるとは思えないので、そろそろ終わりまでどのくらいか言って欲しい。
まあ、ゲームだから会社が倒産しない限り未完ということはないだろうけど。(でも、幻水は未完というか、謎放置だよなあ)
未完の本、漫画が多い世の中なので気になりますよ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする