主婦ゲーマーのゲーム日記

世間に隠したオタク心を爆発させています。時折まじめに読書など。

本日の読書

2010-06-21 10:58:50 | 読書
三津田 信三著『山魔の如き嗤うもの』
『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞受賞おめでとう。
ということで、またもや借りて来ました。
が、ちょっと期待はずれ。
私が読んだ「ごともの(勝手にシリーズ名作っています)」の中では一番、面白くなかったかも。
ミステリーで良くある、童謡、歌などに乗っ取って発生する連続殺人事件がテーマ。


柳 広司著『ザビエルの首』
「ジョーカー・ゲーム」で私の中で評価がグンと上がった柳さん。
先日出た本に予約を入れて、これを借りて来ました。

フリーライターの片瀬は、数少ないお得意様であるオカルト雑誌の編集者から、鹿児島で新しく見つかった「ザビエルの首」を取材するように依頼される。
取材先で、そのミイラと視線を交わした瞬間、過去に飛ばされ、ザビエルの側の人物と意識がシンクロし、ザビエルが遭遇した殺人事件の解決をするはめに。
B級臭がかなりするのは気のせいでしょうか?
他の方のレビューを見ると私より高評価。
最終的なオチがどうも・・・でした。


湊 かなえ著『贖罪』
話題の『告白』がなかったから、こちらを。

空気のきれいさだけが自慢の田舎町。
そこで起きた、殺人事件。
一緒に遊んでいた少女達4人は、犯人と目される男の顔をどうしても思い出せなかった。
数年後、町を離れることになった被害少女の母親から呼ばれ、4人は再び事件の話をするように求められた。
話し終えると、
「(略)あんたたちがバカだから3年も経つのに犯人が捕まらないのよ。(略)あんたたちのせいよ。あんたたちは人殺しよ!」
「わたしはあんたたちを絶対に許さない。時効までに犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得出来るような償いをしなさい。そのどちらも出来なかった場合、わたしはあんたたちに復讐をするわ。(略)」
と暴言をなでつけられる。
そして、時は流れ、時効がせまる。
4人の少女たちは・・・。

なかなか面白く一気に読めました。
でも、他の方(特に『告白』を読んだ方)のレビューを見てみると辛口目。
確かに、これは最後が・・・だものね。
となったら、いよいよ読んでみなくてはね、『告白』も。
コメント (2)
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