planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

マッシュアップCPU

2006年07月22日 | (`・ω・´)
昨日の日記を草稿から公開にするのを忘れてたお間抜けさんだった。
ま、それはそれとして。

AMDのCPU開発戦略が、後藤弘茂氏のコラムで解説されていた。
なるほど、ここ数年で開発が一気に進んだ、ノースブリッジ高速化技術を生かして、ハイパートランスポートでHTXスロット接続のコプロセッサをサードパーティーに作らせるだけでなく、ゆくゆくはサードパーティーのコプロセッサを同一ダイ上に取り込むことでCPU自体の進化を計ろうということらしい。

どうもコプロセッサと聞くと、8086に対する8087とかWeitekを思い出すのだが、AMDはもっと狭い領域の目的特化型コプロセッサを視野に入れているようだ。
XML,Javaアクセラレータを例として挙げているが、ワイヤレスでプロセッサ間連携をするとか、DB検索特化プロセッサとか、意味も無くピコピコ光るとか、そういうかなり特殊な機能をハードで載せられるというのは面白い。
今じゃもうすっかり聞かなくなったけど、LISP用のリストプロセッサとかスタックマシンのpCodeプロセッサとかAPL専用ベクトルプロセッサみたいな、処理言語に特化したプロセッサというのもいい。

XtremeData社がAlteraのFPGAを使って、Opteron向けコプロセッサ XD1000というのをリリースしているらしいけれど、こうした製品でソフトとハードが融合していくというのも面白い。
それこそ、オンデマンドで自己プログラミングしていくコプロセッサなんてのも、夢ではないということだ。

なんだか、面白そうだねえ。
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