planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

文化を輸出するということ

2006年05月18日 | (`・ω・´)
タバコが切れたので、カンファレンス会場の近辺を探索。
何のことはない、タバコ屋はすぐ近くの交差点の、ちょっと細い路地にひっそりとあったのだが、それを見落として30分ほど散策をする羽目に陥った。

バイク屋とか天使の彫刻が美しい教会とか、そんな初夏のニースを眺めつつ、ずんがずんが歩き回ってるところで、はたと目に止まったのは通りの向こう側にある「TOKOYA」の看板。中を見ると美容室らしい。日本に居たことがある人が店長なのかなあ。入っていって、「この辺にタバコ屋ありませんか?」と聞こうかとも思ったが、さすがにためらわれ、先を急ぐ。

と、そこから程なく、今度は「mosimoshi」と書かれた看板が目に入った。しかもショーウィンドウには、ご丁寧にマンガ風の女の子の図案が。
日本で同じ作りの店を見かけたら、テレクラかメイド喫茶だろう。
気になったので、店の前の張り紙を見たら、普通の喫茶店のようだった。ちょっと日本ファンのお店らしい。
帰ってからお店のサイトを覗いてみたら、日本語勉強会と称して、「ぶ~け」を読んだりしているようだ。
先日はジャパニメーションフィギュアを置いている模型屋も見かけたし、やはり日本文化として、ヲタクは世界に羽ばたいているのだなあと実感した。しかもこう言ってはなんだが、ニースみたいなフランスの田舎まで浸透してるわけで。
つまるところ、西洋文化の模倣でおしゃれなつもりになってる連中は、世界に出たらヲタク以下ってことだね ∩・∀・)

それはそれとして。

夕方はグループ企業&OBのTMW参加者で飲み会という事になり、総勢19人で旧市街のシーフードへ。
ちょっと豪華版のパエリア・フル・ド・メールを頼んだのはいいが、塩気が強いわサフラン色じゃないわベショベショだわで、シーフードリゾットかこれはという趣きで。不味かったかと言われればそうではないが、C/P比は悪い感じ。

パエリアを取り分ける匙が老朽化して壊れてしまったので「壊れた!」と店員に言ったら「ノープロブレム」とにこやかに言われ・・・お店側はノープロブレムでも、お客の側からは「普通に使ってて壊れる匙」は問題ありまくりなんだが。

ちょいと店に不満ありだが、まあ旧知の方々にお会いできたので、それに免じて許してやろう。

帰り道、海岸のカジノ脇にある菓子・果物屋(21時過ぎまで開いてた!)に寄って、Volvicのミントティーを調達。さっぱりしていて、塩っ気の強かった食事の後にはぴったりだったらしく、あっという間に飲み干してしまった。

後は明日、カンファレンス半日&チュートリアル半日で終わりだー。
あと一息、この調子ですんなり終わる事を期待しよう。
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