planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

オレンジ電話廃止

2005年01月22日 | 。・゜・(ノД`)・゜・。
偽造対策の切り札として満を持して展開されたオレンジ電話(ICカード公衆電話)が、廃止になる
磁気カード方式でも十分な偽造対策が取れそうだという事を挙げているけど、公衆電話の利用率が年々急下落しているから、維持管理コストの高いICカードICカード電話じゃペイしないってことなのだろう。

互換性が無いってのは大変不便な事で、私もICカード電話を使った事が無い。社員証をNTT子会社のICカードにすれば、ICカードのプリペイド機能で公衆電話も使えるとか、ICキャッシュカードのフォーマットに対応しているとか、そういう広いユーザー層を開拓できればよかったのだろうけどね。
アライアンスの重要性が謳われて久しいけれど、そういった広がりを持たせなかった戦略の誤りが片方にはあるような気がしてならない。
もちろん、もう一方には、携帯電話に対抗するだけの利便性が公衆電話に無いという点についての戦略性欠如も挙げられる。たとえば、公衆電話から利用すれば、無料で104が使えて、相手が見つかればそのまま相手に繋いでもらえるとか、そのぐらいの事はするべきだったんじゃないだろうか。

ICカード公衆電話の廃止を契機に、IPだのコンテンツサービスだのと浮かれた事だけでなく、足元から活力を充実させる事に目が向くといいなあ。
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1 コメント

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無理だって (ちゃ)
2005-01-22 11:45:20
ICカードを公衆と一緒にするのはお国の許認可とおりませんがな。

すぐ、領域を作って縄張り争いしますし。

それは社内でもいっしょですが。

ま、その意味でもiモードは画期的でしたね。

不思議と画期的なサービスは孫君のような”うちが一番”と歌っているところから絶対提案がないのも、変なもんですが。

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