planetary days,

不惑とか嘘だよ。惑う惑う。ふらふらと。

水と気持ち

2005年10月09日 | (ノ゜∀゜)ノ
「奇跡の水」の江本氏が米国クランベリーで講演したらしい。
まだ色々言ってるようで、そういえば小学校で大真面目に教えてるという話も小耳に挟んだ。
米国の小学校の一部で、進化論を宗教的見地から否定しているという話を笑っていられない。

一番許せないと思うのは、人の感謝の気持ちが大切という所までは道徳論だからどうでもいいが、科学のように見せかけている事だ。E=mc2というかの公式を引っ張り出して「mは人の数、cは意識である」と信じていますと。定量化できないものを持ってきて、しかもエネルギーという極めて厳密なものに等式で結びつける行為は科学に対する冒涜としか言いようが無い。

検証手法も杜撰なら、公式化の手法も杜撰、こうした人のトンデモ話を何故小学校でありがたがって話すのか。ゲーム脳の森氏といい、江本氏といい、科学的手法=客観的証明を行わずに擬似科学を論ずる神無き新興宗教が、論理的思考を学ぶべき年代の子供に与える悪影響は大きい。
学校関係者には、道徳教育の方便として用いるにしても、もう少し考えて欲しいものだ。
コメント (1)
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