おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

空間認知力と運動能力(第2号)

2012年03月12日 | 苦手なことがある子供たち
ピアノを弾く時には、空間認知力と運動能力をかなり使うようです。

空間認知とは、その場にないものを推量する力です。物の形、時間の流れ、量感などです。
物の形を認識する力が弱いと文字の読み書きが苦手になります。これは上下左右の概念がうまく働いていないために
起こるようです。

運動能力とは、体の複数の動きをコントロールしたり、指先、腕、脚などに力を入れたり抜いたりをコントロールする力です。
これらがうまくできないことを不器用ということもあります。
不器用だと細かい作業が苦手になります。ボタンをかけたり、紐を結んだり、洋服をたたんだりといったことがうまくできず、一応の動作はできても速すぎたり動きが雑だったりします。

「音が読めるようにならない」
「まん中のドをいつまでたっても探せない」
「どちらの手を動かしているかよくわからない」

このような生徒さんはいらっしゃいませんか?

私は、これらの症状はこの2つの能力に関係していると思っています。
そしてこの2つに着目した方法をレッスンに取り入れました。


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