おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

これ、よく使っています⑨~フォルマシオン・ミュジカルテキストから~

2017年01月13日 | フォルマシオン・ミュジカル
ピアノレッスンでオーケストラのスコア譜を見ることはまずありません。

10年間レッスンに通っていてもピアノ以外の楽譜は見たことがないというのは珍しい話ではありません。

私は、F.M.を知るまで生徒にわざわざ他楽器の楽譜やスコア譜を見せようなどと考えたことはありませんでした。

なのに生徒にはフルートのような音とかチェロのような音とか言ってみたりして・・



ハ音記号の読み方がわかった生徒に次の曲を読んでもらっています。


(Faisons de la musique en F.M. vol.2)

ハイドンの交響曲「驚愕」です。
小学生に「驚愕」という言葉は難しいので「びっくり交響曲」と言っています。


実は、F.M.を始める前は生徒たちに少しでもクラシック音楽の作曲家、作品、音楽史を知ってほしいと思いバロックから順に作曲家とその代表作を聴いてもらっておりました。

月に1度のペースでやるようにしていましたが、聴くのにも話をするのにもけっこう時間がかかるので楽器店の30分レッスンでは続けることが難しくなっておりました。

(予定通りすべて達成できたのは学生の頃に出張レッスンで教えていた生徒だけで、音楽を聴いてもらう日は90分レッスンになっていました。普段は60分レッスンです。楽器店の生徒には全く行っておりませんでしたが、このままでは良くないと5~6年前から始めていました。)

時間の捻出に無理がありこの企画が立ち消えになりかけていた頃にF.M.を知ることになり、様々な作品、作曲家を紹介できる機会を得ました。
しかも聴音、視唱、リズム打ちも合わせてできるわけで、私にとっては本当に理想の形態でした。

このハイドンの曲はその立ち消え企画で聴いてもらっていた曲です。
スコアまで見ることができるとはありがたいことです。
私の企画にはスコアを見てもらったり、ハ音記号を読んでもらうことはなかったので単なる鑑賞教室にならぬようこのような要素が必要なのだと学びました。
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