おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

ナダフくん

2019年05月04日 | 重力奏法
イリーナ先生のお友達Tania Kozlova先生(イスラエル在住)の生徒さんナダフ君。

ウクライナのキエフで開催されたフェスティヴァルに出演した時の演奏です。
Bach: Piano Concerto in G minor - Nadav Ein-Gal with the Kiev National Chamber Orchestra


お辞儀が慣れていない感じで初々しいです。
芯のある音で演奏するのがこの先生の生徒さんの特徴でもあります。

タニア先生の女の子の生徒さん2人がアリエ・ヴァルディ氏の音楽番組に少し前に出演していました。

個人の音楽教室でこれだけの生徒さんを育てる力量は凄いものです。
先月イギリスでイリーナ先生のワークショップが開催された時にタニア先生のマスタークラスも開催されていたのを写真で拝見しました。この2人とエレナ・コッブさんが一緒にイギリスのワークショップに携わった感じかと思います。

すごい・・

タニア先生(全く知り合いではありませんが、苗字がコズロヴァさんかコツロヴァさんかわからないのでファーストネームで)の選曲が独特でおもしろいです。

youtubeでTania Kozlovaと探すと出てきますので是非。

そういえばもう10年くらい前に放送されたEテレ「スーパーピアノレッスン」でシフが講師をしたベートーヴェンのピアノコンチェルトをレッスンするシリーズで、イスラエルの女性ピアニストが出演していました。2番を演奏していたように思いますが上手いなぁと思って聴いていました。
当時はイスラエルの音楽家は少ないように思っておりましたので良いピアニストがいることが意外に思いましたが、ユダヤ系ロシア人が移住している国でもあることを考えたら素晴らしい指導者に恵まれた国なわけです。

ロシアンメソッドを知り始めたら海外の音楽教育の素晴らしさも知り、自分は何を生徒たちに教えてきたのだろうと取り返しのつかない時間を過ごさせたことを悔いています・・


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ランランのエリーゼ

2019年05月04日 | 重力奏法
子供が弾くエリーゼしか聴いたことがないかもしれませんが、プロが弾くとこのような曲になります。

伝えられぬ想い。ベートーヴェンにこんな一面があったのだと意外性さえ感じます。
あの高潔で前進あるのみ、気高き男ベートーヴェンのこんなロマンティックな面を描き出すとは流石ランラン。

よく耳にする曲をもう一度見直して、芸術作品として表現することを子供に求めることが必要だと思いました。

このあとも子供たちがよく弾く曲を演奏してくれています。

ちなみに私はランランのファンというわけではありません・・

Classical Up Close: Lang Lang
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