「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

長崎市高島 ・ 世界遺産 高島炭鉱 「 北渓井坑跡 ( ほっけいこうあと ) 」

2015-09-30 03:37:41 | 世界遺産



北渓井抗跡














高島炭坑の北渓井抗




江戸時代の高島は佐賀(鍋島)藩の領地だった。
そこで佐賀藩は英国人貿易商トーマス・ブレイク・グラバーと
高島探鉱を共同経営した。
グラバーは英国人技師を雇い、日本で初めての洋式採炭法を取り入れる。
この時、約48メートルの深さに垂直に掘り下げられ開いた堅杭を北渓井抗といい、
蒸気を動力とした巻揚機械、風車による坑内換気装置など当時としては、
英国から輸入された最先端の設備を備えていた。
炭坑は明治14年(1881)に三菱の所有となった。




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