「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

鹿児島市  「 島津斉彬の像 」

2018-03-11 14:29:20 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣























島津斉彬の像は鹿児島市照国町にある。

文化6 ( 1809 ) 年 ー 安政5 ( 1858 ) 年。
海外の情勢に明るく、嘉永4 ( 1851 ) 年、藩主就任直後から藩政を改革し、
「 集成館事業 」 を推進した。
大砲鋳造、軍艦建造などの武力充実だけでなく、
紡績、食品加工、ガラス、印刷などの産業育成、
電信、ガスなどの社会基盤に関することも手掛け、
優秀な人材を身分や藩を越えて登用。
外国の脅威に屈しないだけの武力を備え、
国力を充実させるための事業を推進したが、志半ばで急死した。


冨重圭以子記者の 「 未来見通した記事 」

2018-03-11 05:50:30 | スポーツ























昨日の新聞記事に目が止まった。
長野で行われたパラリンピックの取材を志願した
冨重圭以子記者が書いた競技の読み物は、
それまでの定番とひと味違った。
選手が障害を持つに至る過程や、
克服の仕方についてはあまり書き込まない。
それより一般のスポーツ記事と同様に、
その時点の能力でいかに戦ったか、
結果をどう受け止めたかにポイントを絞った。
アスリートの側面が浮かび上がった。

以下記事抜粋

「 視覚障害の選手を見ると、
最初は 『 大変だね 』 とささやきが聞こえる。
しかしレースが進むごとに 『 速い 』 、
『 格好いい 』 との感想に変わった 」
「 選手の側は、スポーツとしての扱いをかねてから求めてきた。
観客もスポーツとして認知し始め、
選手の望む方向へ、第一歩を踏み出した 」 とある。


障害の有無にかかわらず、人にはスポーツを楽しむ権利があり、
上達するにつれて、それにふさわしい競技の場が用意されるべきだ。
競技としての到達点の高さに感動し、称賛をするのに、
何かの区別をつける理由もない。
20年前に、現在の状況を見通していた冨重記者は
先月26日、楽しみにしていた平昌大会を前に62歳で亡くなった。
しかし、パラリンピックを見る人たちの視点が
後戻りすることはもうないはずだ。
これから9日間、白熱の戦いが始まる。


自分も競輪というスポーツを生業としていた関係から、
実際に出走していないレースを仮想で組み立てることがある。
このメンバーだったら、 「 こう走ろう 」 とか、
「 この選手を警戒しよう 」 とかを考え、
頭の中で走らせるのである。
まるで自分が走っているように・・・

スポーツ観戦は大好きである。
だからここでも気持ちがその選手に付いて行く。
選手が急斜面を滑ると、その傾斜やカーブに合わせて
知らず知らずにカラダを傾ける自分が居る。
そこには冨重記者が書いたように、
障害者との壁は無く、あるのはアスリートとしての戦いである。


「 うらら春風 揺れ土筆 」

2018-03-11 00:27:31 | 花・鳥・虫・魚・猫







山は白くても
平野は長閑

中学校の講堂から
流れる 「 卒業の歌 」

うらら春風吹いて
土筆が揺れた